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室内面格子穴あけ不要で防犯対策!自分で取り付けする方法と選び方

2025年8月26日

窓の防犯性を高めたいけれど、壁に穴を開けるのは避けたい。

特に賃貸住宅にお住まいの方や、新築の壁に傷をつけたくない方にとって、室内面格子で穴あけが不要なタイプは非常に魅力的な選択肢です。

しかし、室内面格子とはそもそも何か、本当に面格子は意味ないのではないか、といった疑問や、室内面格子を自分で取り付ける方法、特に賃貸DIYで人気の突っ張り式の使い勝手など、知りたいことは多いはずです。

また、出窓への面格子の後付けは可能なのか、ヒシクロス面格子の防犯性はどの程度か、そしてインテリアを損なわないおしゃれなデザインはあるのかも気になります。この記事では、そうした後悔や失敗を避けるため、室内面格子のメリットとデメリットを徹底解説。

ホームセンターのカインズなどで探せる製品や、面格子枠付けブラケットといった部品、そして一番気になる面格子の取り付け費用はいくらですか?という問いにもお答えし、設置費用と補助金の活用法まで、網羅的にご紹介します。

ポイント

  • 穴あけ不要な室内面格子のメリットと注意すべきデメリット
  • 賃貸住宅でも可能なDIYでの取り付け方法とポイント
  • 防犯性とデザイン性を両立する製品の選び方
  • 具体的な設置費用や補助金などコストに関する知識

室内面格子で穴あけ不要|基本とメリットや自分で取り付けする方法と選び方

室内面格子で穴あけ不要|基本とメリットや自分で取り付けする方法と選び方

  • 室内面格子とは?メリットとデメリット
  • 面格子は本当に意味ないの?防犯性を検証
  • 自分で室内面格子を取り付けることは可能?
  • 賃貸DIYに最適な突っ張りタイプ
  • 出窓への面格子の後付けについて

室内面格子とは?メリットとデメリット

室内面格子とは、その名の通り、窓の部屋の内側に取り付ける防犯用の格子のことです。屋外に取り付ける一般的な面格子とは異なり、建物の外観に影響を与えずに防犯性能を高められる点が最大の特徴です。特に、壁に穴を開けずに設置できる製品が多く、賃貸住宅や新築の家でも安心して導入できます。

メリット

最大のメリットは、外壁を傷つけることなく設置できる手軽さです。突っ張り式や窓枠に挟み込むブラケットを使用するタイプを選べば、工事不要で取り付けが完了します。また、外観を損なわないため、家のデザイン性を維持したい方にも適しています。さらに、内側にあることで格子自体が雨風にさらされず、錆や劣化が進みにくいという利点もあります。侵入者が窓ガラスを破ったとしても、その先に格子という物理的な障害物があるため、侵入を諦めさせる心理的効果と時間稼ぎの効果が期待できます。

デメリット

一方で、デメリットも存在します。まず、窓の掃除がしにくくなる点が挙げられます。格子の内側と窓ガラスの間を拭く際に、手間がかかると感じるかもしれません。また、室内側に格子が設置されるため、部屋に圧迫感を覚える方もいます。そして最も注意すべき点は、火災などの緊急時に窓からの脱出経路として使えなくなる可能性があることです。固定式のものを選ぶ際は、設置する部屋や避難経路を十分に考慮する必要があります。

面格子は本当に意味ないの?防犯性を検証

「面格子を付けても、壊されて侵入されるなら意味ないのでは?」という声を聞くことがあります。しかし、警察庁のデータによれば、戸建て住宅への侵入窃盗犯の侵入経路として最も多いのは窓であり、その手口の多くはガラス破りです。この事実を踏まえると、面格子は非常に有効な防犯対策と考えられます。

侵入犯は、発見されるリスクを避けるため、侵入に5分以上かかると約7割が犯行を諦めるという調査結果があります。窓ガラスを破ったとしても、その先に室内面格子があれば、格子の破壊や取り外しにさらに時間と手間がかかります。この「時間稼ぎ」こそが、面格子の最も重要な役割であり、侵入を未然に防ぐための大きな抑止力となるのです。

もちろん、アルミ製などの簡易的な格子は工具で切断される可能性もゼロではありません。しかし、防犯性が高いとされる鋳物製やステンレス製、あるいは官民合同会議で防犯性能が認められたCPマーク付きの製品を選べば、その効果は格段に高まります。したがって、「面格子は意味ない」のではなく、「適切な製品を選び正しく設置すれば、防犯効果は非常に高い」というのが正しい認識です。

自分で室内面格子を取り付けることは可能?

結論から言うと、多くの穴あけ不要タイプの室内面格子は、自分で取り付けることが可能です。特にホームセンターなどで販売されている製品は、DIYを前提に設計されているものが多く、特別な工具がなくても設置できるように工夫されています。

自分で取り付ける最大のメリットは、専門業者に依頼する工事費用を節約できる点です。一般的に業者に依頼した場合、数万円の工事費がかかることがありますが、DIYであれば製品代だけで済みます。

取り付けの主な方法としては、窓枠の上下にポールを突っ張らせて固定する「突っ張り式」や、既存の窓のサッシレール部分に金具(ブラケット)を挟み込んで固定する方式があります。これらの方法は、壁や窓枠に穴を開ける必要がなく、ドライバーや金槌といった基本的な工具さえあれば、説明書に従って比較的簡単に作業を進めることができます。

ただし、作業前には窓のサイズを正確に採寸することが不可欠です。サイズが合わないと、しっかりと固定できず防犯性能が発揮されないばかりか、落下の危険もあります。また、製品によってはある程度の重量があるため、一人での作業が難しい場合も考えられます。自信がない場合や、より確実な防犯性能を求める場合は、専門業者への依頼も検討するのが賢明です。

賃貸DIYに最適な突っ張りタイプ

賃貸住宅で防犯対策をしたいけれど、壁や柱に釘一本打つのもためらわれる、という方は多いでしょう。そうした場合に最も適しているのが「突っ張りタイプ」の室内面格子です。

このタイプは、床と天井、あるいは窓枠の左右に伸縮するポールを押し付けて固定する仕組みで、壁に一切傷をつけることなく設置できます。工具が不要な製品も多く、女性一人でも簡単に取り付けられる手軽さが魅力です。退去時には簡単に取り外して原状回復ができるため、賃貸住宅のルールを遵守しながら防犯性を高めることができます。

選ぶ際のポイントは、自宅の窓枠の強度とサイズに対応しているかを確認することです。石膏ボードなど強度の低い壁に取り付ける場合は、補強板が必要になることもあります。また、設置可能な高さや幅の範囲が製品ごとに決まっているので、事前の正確な採寸が欠かせません。

防犯性能の面では、プロが施工するビス固定式に比べると強度は劣りますが、侵入に手間と時間をかけさせるという抑止効果は十分に期待できます。手軽に始められる賃貸DIYとして、非常に有効な選択肢の一つです。

出窓への面格子の後付けについて

出窓はデザイン性が高く、部屋に開放感を与えてくれますが、その形状から防犯上の弱点になりやすい場所でもあります。外付けの面格子は形状的に取り付けが難しいケースが多く、室内面格子が有効な対策となります。

出窓への後付けは、窓枠の形状や奥行きによって設置方法が変わってきます。一般的な引き違い窓がついている出窓であれば、窓枠の内側に突っ張り式やブラケット固定式の室内面格子を設置することが可能です。

注意点としては、出窓のカウンター部分(物を置くスペース)の奥行きと、窓の開閉方式です。内開きや回転するタイプの窓の場合、格子と窓が干渉して開け閉めできなくなる可能性があります。また、奥行きが浅いと、取り付けられる製品が限られることもあります。

設置を検討する際は、まず出窓の正確な寸法(幅、高さ、奥行き)を測り、窓の開閉時に格子が邪魔にならないかを確認することが大切です。製品選びに迷う場合は、出窓の写真を撮ってホームセンターの専門スタッフに相談したり、リフォーム業者に見積もりを依頼したりするのが確実です。

室内面格子穴あけ不要で防犯対策!選び方と費用

室内面格子穴あけ不要で防犯対策!選び方と費用

  • ヒシクロス面格子の防犯性とデザイン
  • インテリアになるおしゃれな面格子
  • 簡単に固定できる面格子枠付けブラケット
  • ホームセンターカインズで探せる製品
  • 設置費用と補助金の活用について
  • 室内面格子で穴あけ不要の後悔しない選び方

ヒシクロス面格子の防犯性とデザイン

面格子には様々なデザインがありますが、中でも「ヒシクロス」タイプは、防犯性とデザイン性のバランスに優れていることから人気があります。ヒシクロスとは、縦と横の格子を斜めに交差させた菱形のデザインが特徴です。

防犯性の観点では、格子が斜めに組まれていることで、縦格子や横格子に比べて格子の交点が多く、構造的に強度が高まります。これにより、外部から力を加えても変形しにくく、破壊されにくいというメリットがあります。また、菱形の隙間は人が手や工具を入れにくいため、侵入の試みを困難にします。

デザイン面では、直線的な格子に比べて柔らかく、優雅な印象を与えます。そのため、洋風の住宅デザインにも自然に馴染み、防犯設備特有の威圧感を和らげることができます。アルミ製のものが主流で、カラーバリエーションも豊富なため、サッシの色や外壁に合わせて選ぶことで、住宅の外観を損なうことなく、むしろアクセントとして機能させることも可能です。防犯性能をしっかりと確保しつつ、見た目にもこだわりたいという方にとって、ヒシクロス面格子は有力な選択肢となるでしょう。

インテリアになるおしゃれな面格子

かつての面格子は「防犯のための無骨なもの」というイメージが強かったですが、現在ではインテリアの一部として楽しめる、おしゃれなデザインの製品が数多く登場しています。

特に室内面格子は、常に目に入るものだからこそ、デザイン性が重視される傾向にあります。例えば、細いラインで構成されたモダンなデザインの格子は、部屋に圧迫感を与えず、すっきりとした印象を保ちます。また、アンティーク調の鋳物で作られたロートアイアン風の格子は、曲線的なデザインが美しく、エレガントな空間を演出します。

さらに、素材感にこだわった木製の室内面格子も人気です。木の温かみが室内の雰囲気を和らげ、ナチュラルなインテリアや和室にも自然に溶け込みます。木製の場合、防犯強度は金属製に劣ることもありますが、格子の隙間を狭くすることでペットの脱走防止や小さなお子様の転落防止といった目的で活用されることもあります。

このように、防犯という本来の目的を果たしつつ、部屋のスタイルに合わせて選べるおしゃれな室内面格子は、機能性とデザイン性を両立させたいと考える方にとって、魅力的な選択肢です。

簡単に固定できる面格子枠付けブラケット

「壁に穴は開けられないけれど、突っ張り式よりも頑丈に固定したい」というニーズに応えるのが、「面格子枠付けブラケット」を使用した取り付け方法です。これは、既存の窓サッシの枠(レール部分)を活用して面格子を固定するための専用金具です。

多くの引き違い窓には、網戸がはまるための立ち上がり部分(溝)があります。この部分にブラケットを上下から挟み込むようにしてネジで固定し、そのブラケットに面格子本体を取り付けます。この方法の最大の利点は、建物の壁や柱には一切触れることなく、サッシ枠の強度を利用して堅固に面格子を設置できる点です。

突っ張り式に比べて固定力が高く、より本格的な防犯対策が可能です。また、壁に穴を開けないため、マンションの規約で壁への加工が禁止されている場合でも、管理組合の許可が得やすいというメリットもあります。

ただし、このブラケットが使用できるのは、網戸レールがある引き違い窓に限られることが多く、外開き窓やすべり出し窓などには適用できない場合があります。自宅の窓がこの方法に対応しているか、製品の仕様をよく確認することが大切です。

ホームセンターカインズで探せる製品

DIYユーザーに人気のホームセンター「カインズ」では、穴あけ不要で自分で取り付けられる室内面格子が取り扱われています。代表的な製品が「ワンタッチ窓格子」シリーズです。

この製品は、アルミサッシの引き違い窓専用に設計されており、前述の「枠付けブラケット」と同様の仕組みで、サッシのレール部分に挟み込んで固定するタイプです。壁に穴を開ける必要がなく、金槌とプラスドライバーがあれば設置できる手軽さが特徴です。

サイズ展開も豊富で、小さな窓から大きな掃き出し窓に近いサイズまで対応する製品がラインナップされています。材質は軽量で耐久性のあるアルミ製で、カラーは多くの住宅サッシに馴染みやすいブラウンが基本です。

ただし、これらの製品は店舗限定での取り扱いが多く、オンラインストアでは購入できない場合があります。購入を検討する際は、最寄りのカインズ店舗に在庫状況や取り扱いサイズを事前に問い合わせることをお勧めします。手頃な価格で手軽に窓の防犯対策を始めたいと考える方にとって、カインズの製品は有力な選択肢の一つです。

設置費用と補助金の活用について

室内面格子の設置にかかる費用は、製品の価格と、自分で取り付けるか業者に依頼するかによって大きく変わります。

設置費用の目安

DIYで設置する場合の費用は、基本的に製品代のみです。ホームセンターなどで購入できる簡易的な突っ張りタイプであれば数千円から、しっかりとしたアルミ製の製品でも1万円~3万円程度が相場です。

一方、専門業者に取り付けを依頼する場合、製品代に加えて工事費が必要になります。工事費は窓の大きさや設置場所の状況によって異なりますが、一般的には1箇所あたり2万円~5万円程度が目安です。したがって、製品代と合わせると、総額で4万円~8万円程度を見込んでおくと良いでしょう。

補助金の活用

現状、防犯目的の面格子設置のみを対象とした国や自治体の補助金制度はあまり多くありません。しかし、「防犯リフォーム」や「住宅改修支援」といった名目で、自治体が独自の補助金制度を設けている場合があります。

また、国の補助金制度では、「断熱」や「省エネ」を目的とした窓リフォーム(内窓設置など)が対象になることが多く、格子付きの内窓などを選ぶことで、間接的に補助金の対象となる可能性があります。

補助金制度は年度ごとに内容が変わったり、予算が上限に達し次第終了したりすることが多いため、検討を始めた段階で、お住まいの自治体のホームページを確認したり、リフォーム業者に最新の情報を問い合わせたりすることが大切です。

室内面格子で穴あけ不要の防犯対策!後悔しない選び方や補助金について:総括

  • 室内面格子は窓の内側に取り付ける防犯用の格子
  • 最大のメリットは壁に穴を開けずに設置できること
  • 賃貸住宅や新築の家でも安心して導入可能
  • デメリットは窓掃除の手間や緊急時の避難経路の問題
  • 面格子は侵入に時間をかけさせることで防犯効果を発揮する
  • DIY可能な製品が多く、工事費を節約できる
  • 賃貸住宅には原状回復が容易な突っ張りタイプが最適
  • 出窓への後付けも可能だが窓の形状や開閉方式の確認が必要
  • ヒシクロスタイプは防犯性とデザイン性のバランスが良い
  • ロートアイアン風や木製などおしゃれなデザインも豊富
  • 枠付けブラケットを使えば突っ張り式より頑丈に固定できる
  • カインズなどのホームセンターで手軽な製品が手に入る
  • 設置費用はDIYなら製品代のみ、業者依頼なら総額4万円から
  • 自治体によっては防犯リフォームの補助金が利用できる場合がある
  • 購入前には必ず設置する窓の正確な採寸を行う

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