エアコンを使用していて、ふと気がつくと「室外機の音が急に静かになった」「また大きな音で動き出した」という現象を繰り返していることはありませんか。「エアコンの室外機が止まったり動いたりするのは故障ですか?」と不安を感じて検索される方は非常に多いです。
夏場の猛暑日や冬の寒い日にエアコンが止まってしまうと、生命に関わることもあるため、その不安はもっともです。
実は、エアコン室外機が動いてない時間があるのは、省エネのための正常な運転動作である場合もあれば、機器内部で何らかの深刻なトラブルが起きている予兆である場合もあります。この見極めを誤ると、故障していないのに修理を依頼してしまったり、逆に危険な故障を放置してしまったりする可能性があります。
本記事では、プロのライターの視点で、エアコン室外機が止まる原因と理由について、正常な動作と故障の見分け方を徹底的に深掘りして解説します。
エアコンが途中で止まるのはなぜなのか、そのメカニズムから、エアコンが途中で止まる点滅ランプの意味、そして緊急時に役立つエアコン室外機リセットボタンの正しい活用法まで網羅しました。
また、ダイキンやパナソニック・富士通といった主要メーカー別のエラー確認方法や、SNSなどで囁かれる「エアコンの室外機がうるさいメーカー」に関する噂の真相、そして頻繁な停止と再稼働が及ぼす電気代への影響についても詳しく触れていきます。
万が一の故障に備え、修理や交換を検討する3つのタイミングやサイン、具体的な修理代・工事の費用相場も最新の情報を元にまとめましたので、ぜひ最後までご覧いただき、適切な対処を行ってください。
目次
エアコンの室外機が止まったり動いたりする原因を解説
![]()
- 室外機が止まったり動いたりするのは故障?
- 室外機が止まる原因と理由を詳しく解説
- エアコンが途中で止まるのはなぜ?主な要因
- 室外機が動いてない時の確認ポイント
- エアコンが途中で止まる点滅ランプの意味とは
- リセットボタンでの対処法
室外機が止まったり動いたりするのは故障?
結論から申し上げますと、エアコンの室外機が止まったり動いたりすること自体は、必ずしも故障ではありません。むしろ、近年の省エネエアコンにおいては正常な制御動作であるケースが大半です。
最近のエアコンは「インバーター制御」という技術により、室内の温度を細かく監視しています。
設定温度に達すると、無駄な電力を消費して冷やしすぎ(または暖めすぎ)ないように、自動的に室外機のコンプレッサー(圧縮機)の回転数を落としたり、完全に停止させたりします。これを専門用語で「サーモオフ」と呼びます。
サーモオフとは
エアコンが設定温度に到達したと判断し、冷房や暖房の運転を一時的に「休憩」している状態です。この時、室内機からは弱い風(送風)が出ていても、室外機のファンは止まっていることがよくあります。室温が変化して設定温度から外れると、エアコンは自動的に再稼働し、室外機も動き出します。
また、冬場の暖房運転時特有の動作として「霜取り運転」があります。外気温が低く湿度が高い時に暖房を使うと、室外機の熱交換器に霜が付着します。この霜を放置すると暖房効率が落ちるため、エアコンは一時的に暖房を止め、室外機を温めて霜を溶かす作業を行います。
「壊れた!」と慌てて業者に電話をする前に、まずは部屋の温度が快適に保たれているか確認してみましょう。室温が設定通りで、ただ室外機が止まっているだけであれば、それはエアコンが優秀な仕事をしている証拠かもしれませんよ。
室外機が止まる原因と理由を詳しく解説
![]()
正常な動作(サーモオフや霜取り)以外で、エアコン室外機が予期せず止まる原因と理由には、機器のSOSサインとも言えるトラブルが潜んでいる可能性があります。主な原因は以下の3点です。
熱交換器の汚れや詰まりによる「高圧カット」
室外機の背面にあるアルミフィン(熱交換器)にホコリやペットの毛、枯れ葉などがびっしりと詰まっていませんか?ここが詰まると、冷房運転時に部屋の中から奪った熱を外に逃がすことができなくなります。
すると、室外機内部の圧力が異常に上昇し、破裂などの事故を防ぐための安全装置(高圧圧力スイッチ)が作動して、強制的に室外機が停止します。
冷媒ガスの不足や漏れ
エアコンは「冷媒ガス」を循環させて熱を運びます。施工不良や配管の経年劣化(腐食や亀裂)によってガスが抜けてしまうと、コンプレッサーが空回りするような状態になります。
これを検知したマイコンが、コンプレッサーの焼き付き故障を防ぐために運転を停止させます。ガス不足の場合、室外機の配管接続部に白く霜が付いていることがあるのが特徴です。
周辺環境による「ショートサーキット」と「オーバーヒート」
室外機の吹き出し口のすぐ前に物を置いていたり、塀との距離が近すぎたりしませんか?室外機が吹き出した熱い風を、再び自分で吸い込んでしまう現象を「ショートサーキット」と呼びます。これにより冷却効率が極端に悪化し、オーバーヒート(過熱)して停止します。
注意:夏場の直射日光に注意
猛暑日に室外機が直射日光にさらされ続けると、外気温とのダブルパンチで本体温度が上がり、放熱できずに止まるケースが増えています。室外機用の日除けカバー(吹き出し口を塞がないタイプ)を設置することで改善する場合があります。
エアコンが途中で止まるのはなぜ?主な要因
エアコンが運転を開始してから「どのくらいの時間で止まるか」を計測することで、原因をある程度絞り込むことが可能です。症状別の主な要因を以下の表にまとめました。
| 停止するタイミング | 考えられる主な要因と詳細 |
|---|---|
| 起動直後 (数秒~1分以内) |
|
| 運転開始から 2~3分後 |
|
| 運転開始から 5~10分後 |
|
| 30分以上 経過してから |
|
特に、「フィルター掃除をしたばかりなのに動かない」というケースでは、前面パネルが「カチッ」と音がするまで確実に閉まっていないことや、ルーバー(風向きを変える羽)が手動で動かされたことによる位置ズレが原因であることが多々あります。まずは基本的な取り付け状態を確認してください。
室外機動いてない時の確認ポイント
「室内機からは風が出ているのに室外機が動いてない」、あるいは「うんともすんとも言わない」という場合、故障を疑う前に以下の基本的なチェックポイントを一つずつ確認しましょう。これだけで解決するケースも少なくありません。
- 運転モードの確認:リモコンの表示が「送風」モードになっていませんか?送風運転は扇風機と同じ状態であり、室外機(コンプレッサー)は動きません。「冷房」や「暖房」に切り替えてください。
- 設定温度と室温の関係:冷房運転時に「設定温度 28℃」で「室温 26℃」の場合、エアコンはこれ以上冷やす必要がないと判断し、室外機を動かしません。テストのため、設定温度を極端に下げて(暖房なら上げて)室外機が動き出すか確認してください。
- 電源プラグとブレーカー:一度エアコンの電源プラグをコンセントから抜き、ホコリが付着していないか確認して差し直してください。また、分電盤にある「エアコン」と書かれた小さなブレーカーが落ちていないかも確認が必要です。
【危険】絶対にやってはいけないこと
「ファンが固着しているかもしれない」と考えて、割り箸やボールペンで室外機のファンを無理やり突っついて回そうとする方がいますが、これは大変危険です。
突然ファンが高速回転して指を怪我したり、ファンブレードが破損して飛び散ったりする恐れがあります。内部には高電圧の部品もあるため、絶対にやめましょう。
エアコンが途中で止まる点滅ランプの意味とは
![]()
エアコンが途中で止まり、室内機の「運転ランプ」や「タイマーランプ」が点滅している現象は、エアコン本体が自ら異常を検知し、ユーザーに知らせているサイン(エラー表示)です。
この点滅は単なる故障のお知らせではなく、点滅の回数や色、光り方のパターンによって「どこが悪いのか」を具体的に示す「エラーコード」の役割を果たしています。
- 室内機の異常:温度センサー、ファンモーター、基板など
- 室外機の異常:コンプレッサー、ファンモーター、インバーター基板、ガス不足など
- 通信異常:室内機と室外機の間での信号のやり取りができていない
取扱説明書の巻末には、「ランプが2回点滅した場合は〇〇の異常」「速い点滅は××」といった一覧表が必ず掲載されています。メーカーの修理窓口に問い合わせる際も、この点滅パターンを伝えることで、修理に必要な部品の予測がつき、対応がスムーズになります。
リセットボタンでの対処法
パソコンやスマートフォンの動作がおかしい時に再起動するように、エアコンも「リセット」を行うことで、一時的な誤作動が解消されることがあります。ただし、室外機本体に物理的なリセットボタンがついている機種はほとんどありません。
一般的な家庭用エアコンの正しいリセット(再起動)手順は以下の通りです。
エアコンの完全リセット手順
- エアコンの運転をリモコンで停止し、運転ランプが消えていることを確認する。
- エアコンの電源プラグをコンセントから抜く。(プラグが高い位置にあり届かない場合は、分電盤のエアコン回路のブレーカーを落とす)
- そのまま2分~5分程度放置する。※コンデンサーに残った電気を放電させ、マイコンの記憶をクリアにするために必要な時間です。
- 電源プラグを根元までしっかり差し込み(またはブレーカーを上げ)、さらに1分ほど待つ。
- リモコンで運転を開始し、正常に動作するか様子を見る。
この操作により、落雷などによる一時的な電圧異常や、マイコンのフリーズ(バグ)が原因であれば復旧します。
しかし、リセットしてもすぐにまた止まって点滅する場合は、部品が完全に故障している可能性が高いため、無理に運転を続けずに修理を依頼してください。
エアコンの室外機が止まったり動いたりする際の修理費用
![]()
- エアコン室外機がうるさいメーカーの特徴と対策
- ダイキンやパナソニック・富士通のエラー確認方法
- 室外機の不調が及ぼす電気代への影響
- 修理や交換を検討する3つのタイミングやサイン
- 修理代・工事の費用相場をチェック
- よくある質問(FAQ)
エアコン室外機がうるさいメーカーの特徴と対策
インターネット上では「〇〇メーカーの室外機はうるさい」といった口コミを見かけることがありますが、現在の国内主要メーカー(ダイキン、パナソニック、三菱電機、日立など)であれば、新品時の騒音レベル(dB値)に大きな性能差はありません。JIS規格などに基づき、各社とも厳しい静音設計を行っています。
「室外機がうるさい」と感じる原因の多くは、メーカーの違いよりも、設置環境や経年劣化によるものです。
- 経年劣化による振動:長年使用すると、コンプレッサーを支える防振ゴムが硬化して痩せてしまい、振動が筐体に直接伝わって「ブーン」「ガタガタ」という音が大きくなります。
- 設置状況の問題:プラスチック製の簡易的な架台(プラロック)が軽すぎて安定していない、壁面に設置された金具と共振している、などが原因で騒音が増幅されます。
- 汚れの付着:ファンに泥やホコリが不均一に付着すると、回転バランスが崩れて異音の原因になります。
特定のメーカーが悪いわけではありませんが、10年以上前の古いモデルは、最新機種に比べてコンプレッサーの駆動音が物理的に大きい傾向にあります。DIYでできる対策として、ホームセンターなどで販売されている「防振ゴム」を室外機の足元に敷くことで、振動音が劇的に軽減される場合があります。
ダイキンやパナソニック・富士通のエラー確認方法
ランプが点滅して室外機が止まった場合、リモコン操作で詳細な「エラーコード」を読み取ることで、より正確な原因が判明します。
主要メーカーごとの代表的な確認方法は以下の通りです。
| メーカー | 主なエラー確認・表示方法 | 公式サイト参照先 |
|---|---|---|
| ダイキン | リモコンの「取消」ボタンを約5秒間長押しし、表示部が「00」点滅に変わったら、再度「取消」ボタンを短く押していく。「ピー」という長い電子音が鳴った時点の英数字がエラーコード。 | エラーコード検索(ダイキン工業) |
| パナソニック | リモコンの「お知らせ」または「診断」ボタン(小さな穴の場合は爪楊枝などで押す)を押す。またはメニュー画面から「自己診断」を選択する。 | 診断コード一覧(Panasonic) |
| 富士通ゼネラル (nocria) | 本体の「運転」「タイマー」ランプの点滅回数の組み合わせ(例:緑2回・赤3回など)で判別、またはリモコンの液晶に「E」から始まるコードを表示させる。 | 自己診断早見表(富士通ゼネラル) |
これらのエラーコードを控えてから修理受付窓口に連絡すると、概算の見積もりが出やすくなります。正確な操作手順は、お手元の取扱説明書を確認するか、各メーカーのサポートページを参照してください。
室外機の不調が及ぼす電気代への影響
「室外機が止まったり動いたりを繰り返しているが、部屋は冷えているから放置している」という方もいますが、これは経済的に大きな損失を生んでいる可能性があります。頻繁なオンオフの繰り返しは、電気代を高騰させる最大の要因になり得るからです。
エアコンは、自動車の発進時と同様に、停止状態から動き出す「起動時」に最も大きな電力を消費します。
安定運転に入れば少ない電力で稼働できますが、フィルター詰まりやガス不足などの不調があると、設定温度にするためにフルパワー運転を行い、すぐに安全装置で停止し、また再起動する…という「燃費の悪い運転」を繰り返すことになります。
経済産業省資源エネルギー庁の資料でも、フィルター清掃等の適切なメンテナンスを行うことで消費電力を削減できることが示されています。不自然な挙動は電気代の無駄遣いに直結するため、早めの点検をおすすめします。
(出典:経済産業省 資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」)
修理や交換を検討する3つのタイミングやサイン
エアコンの調子が悪い時、修理をして使い続けるべきか、それとも買い換えるべきか迷うものです。以下の3つの基準を参考に判断してください。
1. 製造から10年以上経過している場合
エアコンメーカーは、製品の製造を終了した後、修理のために必要な部品を保有しておく期間を定めています。これを「補修用性能部品の最低保有期間」と言い、ルームエアコンの場合は通常「製造打ち切り後10年」とされています。10年以上経過した製品は、修理をしたくても部品が存在せず、修理不可となる可能性が非常に高いです。
(出典:公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会「別表3 補修用性能部品表示対象品目と保有期間」)
2. 頻繁にエラー停止する場合
一度リセットして復旧しても、数日後や数週間後にまた同じエラーで止まる場合は、内部の電子部品やコンプレッサーが寿命を迎えているサインです。だましだまし使い続けると、発煙や発火のリスクもゼロではありません。
3. 修理費用が高額になる場合
見積もりの結果、修理費用が5万円を超えるような場合は、買い替えを強く推奨します。エアコンの寿命は一般的に10年~13年程度と言われており、高額な修理をしても、すぐに別の部品が壊れる「故障の連鎖」が起きる可能性が高いためです。
修理代・工事の費用相場をチェック
最後に、メーカーや専門業者に修理を依頼した場合の具体的な費用相場をご紹介します。故障箇所によって金額は大きく変動します。
| 故障・作業内容 | 修理費用相場(目安) | 備考 |
|---|---|---|
| 冷媒ガス漏れの点検・補充 | 1.5万円 〜 3万円 | 漏れ箇所の特定・溶接修理が必要な場合はさらに高額になる可能性があります。 |
| 室外機ファンモーターの交換 | 1.5万円 〜 3万円 | 部品代と出張技術料を含んだ一般的な相場です。 |
| 制御基板(マイコン)の交換 | 2万円 〜 4万円 | インバーター基板などの電子部品交換は比較的費用がかかります。 |
| コンプレッサー(圧縮機)の交換 | 5万円 〜 10万円 | 最も高額な重故障です。部品代だけでも高価であり、作業難易度も高いためです。 |
コンプレッサーの故障は、人間で言えば「心臓」の故障にあたります。5万円~10万円という修理費用は、新しいエアコン(特に6畳~8畳用などの普及価格帯モデル)が買えてしまう金額です。
購入から7~8年経過してコンプレッサーが故障した場合は、迷わず買い替えを選択するのが賢明でしょう。
よくある質問(FAQ)
エアコン室外機が止まったり動いたりを繰り返す現象について、ユーザーから寄せられることの多い疑問をQ&A形式でまとめました。修理を依頼する前の最終確認としてお役立てください。
- Q. 室外機が止まる時に「プシュー」「ポコポコ」という異音がしますが故障ですか?
- A. 多くの場合は正常な動作音です。
「プシュー」という音は、冬場の暖房運転中に霜取り運転へ切り替わる際、冷媒ガスの流れる向きが変わる音です。故障ではありませんのでご安心ください。
一方、「ポコポコ」という音は、室内機から外へつながるドレンホース(排水ホース)から外気が逆流して入ってくる音である可能性が高いです。気密性の高いマンションや換気扇使用時に起こりやすい現象で、故障ではありませんが、気になる場合は「逆流防止弁(エアカットバルブ)」を取り付けることで解消できます。
```
- Q. 室外機から白い煙のようなものが出て止まりました。火事でしょうか?
- A. それは「煙」ではなく「湯気(水蒸気)」の可能性が高いです。
暖房時の「霜取り運転」中は、室外機の熱交換器を温めて氷を溶かします。その際、溶けた氷が蒸発して白い湯気となり、ファンが止まっている隙間からモワモワと立ち上ることがあります。焦げ臭いにおいがしなければ正常な動作ですので、慌てて水をかけたり消火器を用意したりする必要はありません。
- Q. 賃貸アパート・マンションに住んでいますが、勝手に修理を頼んでも良いですか?
- A. ご自身で修理業者を手配する前に、必ず管理会社か大家さんへ連絡してください。
備え付けのエアコンの場合、所有権は大家さんにあり、修理費用も原則として貸主(大家さん)負担となるケースが大半です。しかし、入居者が勝手に業者を呼んで修理してしまうと、費用の請求ができなくなるだけでなく、契約違反となるトラブルに発展する恐れがあります。まずは管理会社へ「室外機が止まったり動いたりを繰り返して部屋が冷えない(暖まらない)」と具体的な症状を伝えましょう。
- Q. 室外機を自分で掃除すれば直りますか?
- A. 室外機「周辺」の掃除は有効ですが、「内部」の分解洗浄はおすすめしません。
室外機の周りにある物をどかしたり、裏側のアルミフィンに詰まった枯れ葉や蜘蛛の巣を表面からブラシで取り除いたりすることは、排熱効率を上げて症状を改善するのに非常に有効です。
しかし、カバーを外して内部のファンモーターや基板を水洗いしようとすると、電気部品に水がかかり、ショートして完全に故障するリスクがあります。内部の洗浄が必要な場合は、必ずプロのクリーニング業者に依頼してください。
エアコンの室外機が止まったり動いたりの対処法:まとめ
エアコン室外機が不規則に止まったり動いたりする現象について、原因と対策をまとめました。まずは慌てずに状況を確認しましょう。
- 室外機が止まったり動いたりを繰り返すのは、設定温度に達した際の「サーモオフ」などの正常な省エネ運転の場合が多い
- 暖房運転中に止まるのは、室外機の霜を溶かす「霜取り運転」の可能性が高い
- フィルター掃除の直後なら、前面パネルやルーバーの取り付け不良がないか再確認する
- 動作がおかしい時は、電源プラグを抜いて数分待つ「リセット操作」を試すことで直ることがある
- ランプが点滅している場合は、メーカーごとのエラーコードを確認して原因を特定する
- 室外機周辺に物を置かず、直射日光を避けて風通しを良くすることで症状が改善する場合がある
- 無理にファンを回したり叩いたりするのは怪我の元なので絶対に避ける
- 室外機の異音や振動がひどい場合は、経年劣化や設置不良、防振ゴムの劣化の可能性がある
- 頻繁な再起動や効きの悪さを放置すると、電気代の大幅な上昇につながるリスクがある
- 製造から10年以上経過している場合は、補修用部品がなく修理できないことが多い
- コンプレッサーなどの重故障は修理代が高額になるため、最新機種への買い替えも検討する
- ガス漏れや基板故障は専門的な知識が必要なため、自力での修理は諦めてプロに依頼する
- 少しでも不安がある場合や、リセットしても改善しない場合は、無理せずメーカーや専門業者に点検を依頼する