こんにちは、【e-MADOリフォーム】代表の鈴木 優樹です。 普段は「窓断熱の専門家」として、数多くの現場で省エネ・断熱リフォームの提案や施工を行っています。現場のプロだから分かる、損しないためのポイントをお伝えします。
一日の疲れを癒やすバスタイム、その空間を照らす「照明」が突然切れてしまったり、古くて薄暗かったりすると、なんだか気分までどんよりしてしまいますよね。
いざ「交換したい!」と思っても、浴室という特殊な環境ゆえに「感電したらどうしよう」「費用はいくらかかるんだろう」と不安になる方は非常に多いです。ホームセンターに行けばおしゃれな照明が売っていますが、それを自分で取り付けていいのか、それともプロに頼むべきなのか、判断に迷うこともあるでしょう。
また、賃貸物件にお住まいの方にとっては、費用負担が自分なのか大家さんなのかも気になるところです。
この記事では、浴室照明の交換にかかる具体的な費用相場から、LED化によるメリット、業者選びのポイントまで、現場の経験を交えて徹底的に解説します。これを読めば、あなたの家の浴室に最適な照明交換の方法が明確になり、無駄な出費を抑えつつ、安全で快適なバスルームを取り戻すことができるはずです。
目次
浴室照明器具の交換費用や基礎知識
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- 浴室照明の種類と選び方
- 浴室照明をLEDにするメリット
- 浴室照明は自分で交換できる?
- 賃貸での浴室照明交換の注意点
- 浴室照明カバーの交換と掃除
- 浴室照明が故障する主な原因
浴室照明の種類と選び方
浴室で使われている照明器具は、設置場所や形状によって大きく分けて2つのタイプがあります。ご自宅の照明がどのタイプかを確認することで、交換時の器具選びがスムーズになります。
1. 壁付けタイプ(ブラケットライト)
浴室の鏡の上や、洗い場の側面の壁に設置されているタイプです。樹脂製やガラス製のカバー(グローブ)で覆われており、存在感があります。古い団地やマンション、戸建て住宅でよく見られるスタイルですね。このタイプは、電球の交換作業が比較的低い位置でできるため、メンテナンスがしやすいというメリットがあります。
2. 天井付けタイプ(シーリングライト・ダウンライト)
天井に張り付くように設置される「シーリングライト」や、天井に埋め込まれている「ダウンライト」です。最近のユニットバスでは、スッキリとした空間を演出できるダウンライトが主流になっています。天井付けタイプは、浴室全体を均一に照らすことができますが、交換作業には脚立が必要になることが多く、足場が滑りやすい浴室では特に注意が必要です。
照明器具を選ぶ際は、以下の3つのポイントを必ずチェックしてください。
【失敗しない選び方のポイント】
- 「防湿・防雨型」を選ぶ:これが最も重要です。浴室は湿度が高く、シャワーの水しぶきがかかる場所です。一般の屋内用照明を取り付けると、内部に水が入り込み、漏電やショート、最悪の場合は火災の原因になります。必ずパッケージやカタログに「浴室用」「防湿型」と記載があるものを選んでください。
- 光の色(色温度)を選ぶ:照明の色には、温かみのあるオレンジ色の「電球色」と、爽やかな白い光の「昼白色」があります。
- 電球色:リラックス効果が高く、温泉旅館のような落ち着いた雰囲気を楽しみたい方におすすめです。
- 昼白色:自然光に近く、肌の色がはっきり見えるため、髭剃りやメイク落としのしやすさを重視する方、また浴室の汚れを見逃さずに掃除したい方におすすめです。
- サイズと跡隠し:リフォームの場合、古い器具を取り外した後に、壁や天井に汚れやネジ穴の跡が残っていることがよくあります。新しい器具を選ぶ際は、その跡を隠せるサイズ(ベースの直径が大きいもの)を選ぶと、仕上がりが非常に綺麗になります。
浴室照明をLEDにするメリット
もし、現在お使いの照明が昔ながらの「白熱電球」や「蛍光灯」であれば、器具ごとLED照明に交換することを強くおすすめします。「まだ使えるからもったいない」と思われるかもしれませんが、長い目で見ればLEDへの交換はメリットだらけです。
圧倒的な省エネ性能と電気代の節約
LED照明の最大の魅力は、その省エネ性能です。従来の白熱電球と比較して、消費電力は約80%〜90%もカットできます。例えば、60Wの白熱電球をLED電球に替えるだけで、年間の電気代が数千円単位で安くなることも珍しくありません。「塵も積もれば山となる」で、長く使えば使うほど、器具代の元はすぐに取れてしまいます。
長寿命で「電球交換」のストレスから解放
「お風呂に入ろうと思ったら電球が切れていて真っ暗…」という経験はありませんか? 濡れた体で新しい電球を探しに行くのは本当に面倒ですよね。一般的なLED照明の寿命は約40,000時間と言われています。これは、1日4時間点灯したとしても約27年間もつ計算です。器具の寿命(約10年〜15年)の方が先に来てしまうほど長持ちするため、実質的に「電球交換不要」の生活が手に入ります。
虫が寄りにくく、掃除が楽になる
夏場、お風呂の窓を開けていると、照明に小さな虫が集まってきて不快な思いをしたことはありませんか? 多くの虫は、照明から出る「紫外線」に引き寄せられる習性があります。LEDの光は紫外線をほとんど含まないため、従来の蛍光灯に比べて虫が寄り付きにくくなります。また、LEDは熱をほとんど持たないため、照明カバーにこびりつく汚れも焼き付きにくく、お掃除が格段に楽になります。
瞬時に明るくなる
蛍光灯の場合、スイッチを入れてから完全に明るくなるまで少し時間がかかることがあり、特に冬場の寒い時期はその傾向が強くなります。LEDは低温環境にも強く、スイッチを入れた瞬間に100%の明るさで点灯します。寒い冬のお風呂場でも、すぐに明るく快適な空間を作ってくれます。
浴室照明は自分で交換できる?
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ここが今回の記事の中で最も重要なパートです。「自分で交換して費用を浮かせたい」と考えるのは当然ですが、浴室の照明に関しては「自分でできること」と「やってはいけないこと」の境界線が非常に明確です。これを知らずに作業すると、法律違反になるだけでなく、命に関わる事故につながります。
自分でできるケース:電球の交換(管球交換)
既存の照明器具のカバーを外して、中の電球(ランプ)だけを新しいものに取り替える作業は、資格がなくても誰でも行うことができます。最近では、従来のソケット(E26口金やE17口金)にそのまま取り付けられるLED電球も販売されています。
ただし、以下の点には注意が必要です。
- 密閉器具対応のLED電球を選ぶ:浴室照明の多くは、カバーで覆われた「密閉器具」です。対応していないLED電球を使うと、熱がこもって短寿命になったり故障したりします。
- パッキンの確認:カバーを戻す際、防水用のゴムパッキンがずれたり劣化したりしていないか確認してください。ここから水が入ると故障の原因になります。
プロ(電気工事士)に依頼すべきケース:器具本体の交換
「照明器具のデザインが古いから、本体ごと新しいものに変えたい」という場合、そのほとんどは電気工事士の資格が必要です。
部屋の天井にある「引掛シーリング(カチッと回してつけるタイプ)」とは異なり、浴室の照明器具は、湿気対策のために電源ケーブル(電線)が器具の裏側で直接接続されている「直結配線」になっていることが大半です。
【危険!絶対に自分でやってはいけません】
直結配線の接続作業や取り外し作業は、「電気工事士法」という法律で有資格者のみが行える作業と定められています。
- 感電のリスク:水気のある場所での感電は、乾燥した場所よりも人体へのダメージが大きく、最悪の場合、死に至る危険性があります。
- 漏電・火災のリスク:接続が不完全だと、そこから熱が発生して火災になったり、漏電して家中のブレーカーが落ちたりします。
YouTubeなどで見よう見まねでDIYをする動画も見かけますが、無資格での工事は違法であり、万が一事故が起きた場合、火災保険が下りない可能性もあります。器具本体の交換は、必ずプロに依頼してください。
(出典:経済産業省『電気工事士の資格に関して』)
賃貸での浴室照明交換の注意点
賃貸アパートやマンションにお住まいの方の場合、照明器具の扱いは「持ち家」とは異なります。基本的な考え方として、建物にもともと付いている設備(照明器具本体)は、大家さんや管理会社の所有物です。
電球切れは「入居者負担」が基本
電球が切れた場合の交換費用は、原則として入居者(借主)が負担します。これは「消耗品」とみなされるためです。
器具の故障は「貸主負担」が基本
一方で、照明器具本体が故障して点かなくなった場合や、経年劣化でカバーが落下して割れてしまった場合などの修繕費用は、原則として貸主(大家さん・管理会社)が負担します。
【トラブル回避のための鉄則】
「壊れたから」といって、入居者が勝手に業者を呼んで新しい器具に交換してしまうと、その費用を後から請求しても認められないケースが多々あります。また、退去時に「勝手に設備を変えた」として、元の状態に戻すための費用(原状回復費用)を請求される可能性もあります。
器具の不調を感じたら、自分で判断せず、まずは管理会社や大家さんに「お風呂の照明が点かなくなったのですが、どうすればよいですか?」と連絡を入れましょう。
浴室照明カバーの交換と掃除
「照明器具自体はまだ使えるけれど、プラスチックのカバーが黄ばんで汚い」「掃除中にうっかりカバーを割ってしまった」という相談もよく受けます。この場合、器具ごと交換しなくても、カバー(グローブ)だけを購入して交換できることがあります。
カバーのみの購入方法
照明器具の本体には、必ず型番やメーカー名が記載されたシールが貼ってあります(カバーを外した内側にあることが多いです)。その型番をメモして、メーカーの公式サイトで検索するか、家電量販店の照明コーナーで「この型番のカバーを取り寄せたい」と相談してみてください。Panasonicや東芝、ODELICなどの大手メーカーであれば、補修部品として在庫を持っている場合があります。
ただし、製造から10年以上経過している古い器具の場合、部品の生産が終了していることが多く、その場合は残念ながら器具ごとの交換が必要になります。
やってはいけない掃除方法
浴室の大掃除の際、照明カバーもピカピカにしたいですよね。しかし、ここで注意が必要です。
カビキラーなどの塩素系漂白剤はNG!
浴室用洗剤の中でも強力な「カビ取り剤(塩素系)」をプラスチック製の照明カバーに吹き付けると、成分が強すぎてプラスチック(アクリルやポリカーボネート)を劣化させ、細かいヒビ割れ(ケミカルクラック)を引き起こす原因になります。最悪の場合、カバーが粉々に割れて落下してくることもあります。
掃除をする際は、必ず照明を消して熱が冷めてから取り外し、薄めた中性洗剤と柔らかいスポンジで優しく洗うようにしましょう。
浴室照明が故障する主な原因
浴室の電気が点かなくなる原因は、単なる電球の寿命だけではありません。湿気の多い過酷な環境ならではのトラブル原因を知っておくことで、適切な対処が可能になります。
1. ゴムパッキンの劣化による浸水・腐食
照明器具と天井・壁の隙間や、カバーの接合部には、水が入らないようにゴムパッキンが装着されています。このパッキンが経年劣化で硬化したりひび割れたりすると、そこから湿気や水が内部に侵入します。結果、内部の金属部分やソケットが錆びて接触不良を起こし、点灯しなくなることがあります。
2. 安定器の寿命(蛍光灯器具の場合)
古い蛍光灯タイプの照明器具には、電圧を安定させるための「安定器」という重い部品が内蔵されています。この安定器の寿命は約10年〜15年と言われており、劣化すると「ジージー」という異音がしたり、焦げ臭いにおいがしたり、新しい蛍光灯に変えても点滅したりするようになります。この症状が出たら、器具の寿命ですので交換のサインです。
3. スイッチの故障
意外と多いのが「照明器具ではなく、壁のスイッチが壊れている」というケースです。カチッと押した感覚が軽すぎたり、逆に固くて押せなかったりする場合、スイッチ内部のバネや接点が破損している可能性があります。この場合も電気工事士によるスイッチ交換工事が必要です。
浴室照明器具の交換費用|業者による工事費用や相場
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- 交換工事を依頼できる業者
- 浴室照明交換の費用相場
- 費用が変わる工事内容の内訳
- ホームセンターに依頼する場合
- 実際の施工事例と価格を紹介
交換工事を依頼できる業者
浴室照明の交換工事を依頼できる窓口はいくつかあり、それぞれに特徴があります。ご自身の状況に合わせて選んでみてください。
地域の電気工事店(街の電気屋さん)
【特徴】 対応が早く、技術力が高い。
地元の個人経営の電気屋さんなどは、電話一本ですぐに駆けつけてくれるフットワークの軽さが魅力です。古い配線のトラブルなど、イレギュラーな事態にもその場で対応してくれる技術力があります。「困ったときの頼れるプロ」として、近所に馴染みのお店があると安心です。
リフォーム会社・工務店
【特徴】 浴室全体のリフォームや、提案力が強み。
「照明だけでなく、古くなった換気扇も一緒に変えたい」「浴室乾燥機をつけたい」など、複数の工事をまとめて依頼したい場合はリフォーム会社がおすすめです。照明のデザインや配置についても、インテリアの視点から提案してくれます。
ホームセンター・家電量販店
【特徴】 気軽に依頼でき、実物を見て選べる。
買い物ついでにサービスカウンターで工事の申し込みができます。店頭に並んでいる商品から選べるので、サイズ感や明るさのイメージが湧きやすいのがメリットです。ただし、実際の工事に来るのは提携している下請け業者になるため、日程調整に数日かかることが一般的です。
浴室照明交換の費用相場
業者に依頼した場合の費用は、主に以下の4つの要素で構成されています。
「①工事費」+「②照明器具代」+「③出張費・諸経費」+「④処分費」
一般的な浴室照明(1箇所)を交換する場合の費用相場の目安は以下の通りです。
| 費用の項目 | 相場目安(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 基本工事費 (既存取外し・新規取付) | 5,000円 〜 12,000円 | 作業難易度により変動します。 |
| 照明器具代 (LEDブラケット等) | 5,000円 〜 20,000円 | 選ぶ器具のグレードによります。 |
| 出張費・諸経費 | 3,000円 〜 5,000円 | 店舗からの距離によって変わります。 |
| 既存器具処分費 | 1,000円 〜 2,000円 | 自分で捨てれば無料になる場合も。 |
| 合計費用の目安 | 15,000円 〜 40,000円 |
※上記の金額はあくまで一般的な目安です。現場の状況や業者ごとの料金設定により異なります。
安い業者であれば総額15,000円程度で済むこともありますが、高機能な照明を選んだり、配線工事が複雑だったりすると30,000円〜40,000円ほどかかるケースもあります。
費用が変わる工事内容の内訳
「電話で聞いた値段より高くなった」というトラブルを防ぐために、追加費用が発生しやすいケースを知っておきましょう。
1. 取り付け穴の加工・補修が必要な場合
特にダウンライトの交換で多いケースです。既存のダウンライトの埋め込み穴の直径(φ100mm、φ125mm、φ150mmなど)と、新しい器具のサイズが異なる場合、天井の穴を広げる加工や、逆に大きすぎる穴を塞ぐための「リニューアルプレート」という部材が必要になります。また、壁付け照明でも、古い器具の跡が目立つ場合に防水コーキング処理などの補修が必要になることがあります。
2. 配線の延長や改修が必要な場合
古い器具を外してみたら、壁の中から出ている電線が短すぎて、新しい器具に届かないことがあります。この場合、電線を延長する接続処理が必要です。また、電線の被覆がボロボロに劣化している場合は、安全のために配線を一部引き直すなどの改修工事が必要になり、その分費用が加算されます。
3. 高所作業の場合
一般的な天井高(2.2m〜2.4m程度)であれば問題ありませんが、吹き抜けのある浴室や、天井が非常に高い特殊な構造の場合、通常の脚立では作業ができず、足場の設置や2人作業が必要になることがあります。この場合、「高所作業費」が追加されることがあります。
ホームセンターに依頼する場合
カインズホーム、コーナン、ビバホームなどの大手ホームセンターや、ヤマダ電機などの家電量販店で依頼する場合の流れと注意点について詳しく解説します。
依頼の流れ
- 店頭で照明器具を選ぶ:浴室照明コーナーで気に入った商品を選びます。
- サービスカウンターで工事相談:購入前に「交換工事をお願いしたい」と伝えます。
- 現地調査(見積もり):場合によっては、事前に作業員が自宅に来て、取り付け可能かどうかの確認と見積もりを行います。(※標準工事の範囲内であれば、当日の写真確認だけで済む場合もあります)
- 工事日の決定・実施:見積もりに納得したら契約し、工事日を予約します。
メリットとデメリット
最大のメリットは「明朗会計」であることです。「標準交換工事費 6,000円」のように、店舗に料金表が掲示されていることが多いため、費用感が分かりやすく安心です。
一方でデメリットとしては、「他店で購入した照明器具の取り付けは断られる(または工賃が倍になる)」ケースが多いことです。また、繁忙期(年末や引越しシーズン)は工事の予約が埋まっており、申し込みから工事完了まで2週間以上待たされることもあります。「今すぐ直したい!」という急ぎの場合には不向きかもしれません。
実際の施工事例と価格を紹介
私がこれまでにリフォーム現場で見てきた事例や、協力業者さんの施工データをもとに、より具体的なシチュエーション別の費用イメージをご紹介します。ご自身の状況に近いものを参考にしてください。
【事例1】古い団地の壁付けボール球をLEDブラケットに交換
30年使ったガラス製の丸い照明が割れてしまったため、シンプルで割れにくいアクリルカバーのLED照明に交換。
- 照明器具代(Panasonic製 LED・昼白色):6,800円
- 交換工事費(出張費込み):11,000円
- 既存処分費:サービス
- 合計お支払い額:17,800円(税込)
※最も一般的なパターンの工事です。作業時間は約30分程度でした。
【事例2】浴室ダウンライト1灯をLEDダウンライトに交換
埋め込み穴サイズφ100mmのダウンライトが点灯しなくなったため交換。電球交換不可の一体型だったため、器具ごとの交換を実施。
- 照明器具代(防湿型LEDダウンライト):5,500円
- 交換工事費:12,000円
- 諸経費(遠方のため):3,000円
- 合計お支払い額:20,500円(税込)
※ダウンライトは天井裏での結線作業が必要なため、壁付けよりも若干工賃が高くなる傾向があります。
【事例3】浴室灯と換気扇を同時に交換(セット工事)
「どうせ業者を呼ぶなら」と、異音がしていた換気扇も一緒に交換を依頼。
- 照明器具代:7,000円
- 換気扇本体代:8,000円
- 照明&換気扇セット工事費:18,000円(※セット割引適用)
- 合計お支払い額:33,000円(税込)
※このように、電気工事が必要な箇所をまとめて依頼すると、出張費が1回分で済むため、別々に頼むよりも割安になることが多いです。
浴室照明器具の交換費用まとめ
ここまで、浴室照明の交換について詳しく解説してきました。最後に、今回の記事の重要ポイントをまとめます。
- 資格が必要:照明器具本体の交換は「電気工事士」の独占業務です。感電・火災リスクがあるため、絶対にDIYで行わずプロに依頼してください。
- 費用相場:業者に依頼した場合の総額目安は、15,000円〜35,000円程度です。内訳には「工事費」だけでなく「器具代」「出張費」が含まれることを理解しておきましょう。
- LEDへの交換推奨:省エネ、長寿命、虫が来ないなど、LEDにするメリットは絶大です。迷ったら「防湿型」のLED照明を選びましょう。
- まずは相談:賃貸の場合は管理会社へ。持ち家の場合は、地元の電気店やホームセンターで見積もりを取ることから始めましょう。
浴室の明かりは、単に体を洗うための光ではありません。
一日の疲れを癒やし、リラックスするための大切な要素です。チカチカする蛍光灯や、いつ切れるか分からない電球のストレスから解放されて、明るく快適なバスタイムを取り戻してくださいね。
この記事が、皆さんの照明交換の悩みを解決する手助けになれば幸いです。もし「他にも窓の寒さが気になる」などのお悩みがあれば、いつでもe-MADOリフォームにご相談ください。
※本記事に記載している費用や施工内容は、あくまで一般的な目安であり、現場の状況や依頼する業者によって異なります。正確な金額を知るためには、必ず専門業者に見積もりを依頼してください。