窓・ドアの断熱リフォーム

出窓を二重窓にする費用はいくら?安く抑えるコツやふかし枠などの追加料金や実質負担を減らす方法

2025年8月15日

出窓の寒さと結露を防ぐ「二重窓」のすべて。費用・補助金・失敗しない選び方の解説スライド。

冬場の冷え込みや結露にお悩みで、出窓を二重窓にする費用が気になっていませんか。

なぜ出窓は寒くて結露するのか疑問に思うかもしれませんが二重窓(内窓)が最強の対策になる理由が存在します。

この記事では、出窓の二重窓(内窓)設置にかかる基本費用の相場をはじめとして、出窓への二重窓設置リフォーム費用相場と安くする方法を詳しく解説していきます。

さらに、2026年の最新補助金を活用して実質費用を半額以下にする方法もご紹介します。施工を検討する際、出窓への内窓設置費用が変動する2つの理由を知っておくことが大切です。

理由1つ目として窓枠の奥行き幅が足りない場合のふかし枠追加費用があり、理由2つ目として出窓の形状角型や弓型などによる施工難易度と補助金適用の可否が挙げられます。

また、出窓に内窓をつけると小物が置けなくなるという懸念や手前設置と奥設置の費用差についても触れていきます。出窓の二重窓はDIYできるのか自作キットとプロ施工で補助金ありの場合の費用対効果を比較し、具体例として出窓の内窓設置パターンと補助金費用シミュレーションも大公開します。

あわせて、補助金の対象になる出窓やならない出窓の条件、国と東京都など自治体のW補助金を活用した費用シミュレーションも確認しておきましょう。

もし条件が合わなくても、形状の問題で内窓が設置できない出窓の代替アイデアである外窓交換やガラス交換も提案していますので、ぜひ最後までお読みください。

この記事のポイント

  • 出窓に二重窓を設置する際にかかる基本料金と変動要因
  • 2026年の最新補助金制度を活用した具体的な節約術
  • DIYとプロの施工を比較したコストパフォーマンス
  • 内窓が設置できない場合の代替リフォーム手法

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出窓を二重窓にする費用の相場と基礎知識

  • 出窓の寒さや結露対策に二重窓が最強な理由
  • 出窓の二重窓設置にかかる基本費用の相場
  • 出窓への二重窓リフォーム費用相場と安くする方法
  • 出窓への内窓設置費用が変動する二つの理由
  • 窓枠の奥行き不足で生じるふかし枠追加費用
  • 出窓の形状による施工難易度と補助金適用の可否
  • 小物置けない?出窓内窓の手前と奥設置の費用差

出窓の寒さや結露対策に二重窓が最強な理由

二重窓の2つの要点。1.暖かさを逃がさず外の冷気を遮断。2.室内側のガラスが冷えにくくなり結露を劇的に減らす

住宅の中でも出窓は特に外気の影響を受けやすい場所とされています。その理由は、建物の外壁よりも外側に張り出している構造上、複数の面が冷たい外気にさらされるためです。ここで二重窓を採用すると、既存の窓と新しい窓の間に空気の層が生まれ、これが強力な断熱材の役割を果たします。

環境省の関連サイトなどによると、窓などの開口部から流出する熱の割合は家全体の中で非常に大きいと報告されています。このため、断熱性を高めることで外の冷気を遮断し、室内の暖かい空気を逃がさない効果が期待できるそうです。

また、厄介な結露の発生も、内窓を設置することで大幅に軽減されると言われています。結露は外気で冷やされた窓ガラスに室内の暖かい空気が触れることで起こりますが、二重窓にすれば室内側の窓ガラスが冷えにくくなるからです。

このように考えると、出窓の環境改善において内窓の設置は非常に理にかなった対策であることがわかります。冷暖房効率の向上による光熱費の削減も見込めるため、長期的な視点で見てもメリットが大きいと言えるでしょう。

出窓の二重窓設置にかかる基本費用の相場

これからリフォームを検討する上で、まずは基本的な費用相場を把握しておくことが重要です。

出窓に内窓を取り付ける場合の費用は、主に窓のサイズと選択するガラスのグレードによって決まります。一般的な相場として、腰高窓であれば約5万円から10万円、床面まである掃き出し窓サイズであれば約9万円から20万円程度とされています。

ガラスの種類腰高窓(幅180cm×高さ90cm程度)掃き出し窓(幅180cm×高さ180cm程度)
単板ガラス約48,000円〜約107,000円〜
複層ガラス約64,000円〜約160,000円〜
Low-E複層ガラス約80,000円〜約180,000円〜

前述の通り、ガラスの性能が高くなるほど価格も上昇します。しかし、断熱性や結露対策を重視するのであれば、初期費用が少し高くなっても複層ガラスやLow-E複層ガラスを選ぶ方が、最終的な満足度は高まると言われています。

なお、上記の金額は製品本体の目安であり、これに施工費が加わるのが一般的です。

出窓への二重窓リフォーム費用相場と安くする方法

リフォーム費用を少しでも抑えたいと考えるのは当然のことです。費用を安く抑えるための有効な手段として、複数の窓をまとめて工事するという方法があります。業者に依頼する場合、1箇所だけ施工するよりも、家じゅうの窓を同時に依頼した方が、出張費や人件費などの経費が分散され、1箇所あたりの単価が下がる傾向にあります。

「出窓ひとつだけ直せばいいかな」と思いがちですが、家全体の断熱バランスを考えると、同じ部屋の窓はすべて二重窓にした方が効果を実感しやすいですよ。

さらに、複数業者の相見積もりを取ることも重要です。一括見積もりサービスなどを利用して、施工費用だけでなく保証内容や対応の丁寧さを比較検討してください。そして最も効果的な費用削減策は、後ほど詳しく解説する公的補助金の活用です。条件を満たせば、費用の負担を大幅に減らすことが可能になります。

出窓への内窓設置費用が変動する二つの理由

基本となる相場をお伝えしましたが、実際の見積もりでは金額が前後することが珍しくありません。これには明確な理由が存在します。一つ目は、既存の窓枠の寸法が関係する追加部材の費用です。二つ目は、出窓そのものの形状がもたらす施工の手間や制度適用の問題となります。

単純な平面の窓とは異なり、立体的な構造を持つ出窓ならではの注意点と言えます。

これらの要因を事前に理解しておくことで、見積もりを提示された際の納得感が大きく変わるはずです。次項から、それぞれの理由について具体的に掘り下げて解説していきます。

窓枠の奥行き不足で生じるふかし枠追加費用

窓枠の奥行きが足りない場合に使用する「ふかし枠(延長枠)」の断面図。追加費用の目安は1箇所あたり約3万〜5万円。

内窓を設置するためには、既存の窓枠(木枠部分)に一定の奥行きが必要です。メーカーや製品によって異なりますが、概ね7cm前後の平らなスペースが求められます。しかし、住宅によってはこの奥行きが足りないケースが多く見受けられます。

奥行きが不足している場合は、「ふかし枠」と呼ばれる専用の部材を取り付けて、枠を手前に延長する工事が必要になります。このふかし枠の部材代と施工費として、1箇所あたりおよそ3万円から5万円程度が追加でかかることが多いとされています。

思わぬ追加出費にならないよう、ご自宅の窓枠の奥行きを事前にメジャーで測ってみることをおすすめします。もし足りないようであれば、初めからふかし枠の費用を含めて予算を立てておくと安心です。

出窓の形状による施工難易度と補助金適用の可否

出窓には、台形出窓、角型出窓、弓型(ボウウインドー)など、さまざまな形状があります。一般的な台形や角型であれば、多くの場合、内側にまっすぐな二重窓を設置することが可能です。一方で、半円を描くような弓型の出窓などは、形状に合わせて内窓を曲げるわけにはいかないため、施工の難易度が飛躍的に上がります。

ここで注意しなければならないのが、補助金適用の条件です。出窓の取り付け部に内窓を設置する場合、出窓の形状や建物の躯体状況によっては、先進的窓リノベ事業などの対象外と判定されるケースがあると言われています。

複雑な形状の出窓に無理に内窓を合わせようとすると、高額な特注費用がかかる上に補助金も下りないという事態になりかねません。このような場合は、信頼できる専門業者に現地調査を依頼し、適切な判断を仰ぐことが重要です。

小物置けない?出窓内窓の手前と奥設置の費用差

出窓の手前(部屋側)設置と奥(ガラス側)設置の比較図。手前は費用が安いが小物が置けず、奥は空間を維持できるが割高になる解説

出窓のカウンター部分(天板)は、植物や小物を飾るディスプレイスペースとして活用している方も多いでしょう。内窓を設置する位置によって、このスペースの使い勝手と費用が変化します。設置位置には大きく分けて、部屋側の壁面に沿って手前に取り付ける方法と、出窓の奥側のガラス面に沿って取り付ける方法があります。

手前に設置した場合、一般的な引き違い窓を使用できるため費用は抑えられますが、内窓を閉めると出窓の天板スペースが隔離されてしまい、小物を飾るのが難しくなります。

一方、奥側に沿って設置すれば天板スペースはそのまま使えますが、複数の窓を組み合わせる複雑な構造になりやすく、費用が割高になる傾向があります。ライフスタイルと予算を照らし合わせて、最適な設置位置を検討してください。

出窓を二重窓にする費用を抑える具体的な方法

  • 2026年最新の補助金で実質費用を半額以下に
  • 出窓の内窓設置パターンの具体例と補助金費用
  • 出窓の二重窓DIY可能?自作キットとプロ施工を比較
  • 形状の問題で内窓が設置できない出窓の代替アイデア(外窓交換・ガラス交換)
  • 【重要】補助金の対象になる出窓・ならない出窓の条件
  • 国と東京都(自治体)の「W補助金」を活用した費用シミュレーション
  • 出窓に関するよくある質問(FAQ)

2026年最新の補助金で実質費用を半額以下に

窓の断熱リフォームにおいて、絶対に知っておくべきなのが国の補助金制度です。特に「先進的窓リノベ2026事業」は、断熱窓への改修を強力に後押しする制度として注目されています。

この制度を活用すれば、条件を満たすことで実質的な負担額を半額以下に抑えられる可能性があるとされています。

2026年度の事業では、1戸当たりの補助上限額が100万円に設定されています。注意すべき変更点として、内窓の場合は熱貫流率(Uw値)が1.5以下の「Sグレード以上」でなければ申請対象にならないという厳格な基準が設けられました。

また、合計の補助金額が5万円以上でなければ交付申請ができないというルールもあります。

そのため、出窓1箇所だけでなく、複数の窓をまとめてリフォームすることが、制度の恩恵を最大限に引き出すコツとなります。手続きは登録事業者が行うため、必ず認定を受けた業者に依頼するようにしてください。

出窓の内窓設置パターンの具体例と補助金費用

実際に補助金を適用した場合のシミュレーションを見てみましょう。例えば、リビングにある中サイズ(1.6平米以上2.8平米未満)の出窓に、Sグレードの内窓を手前設置で取り付けたとします。製品代と工事費で合計12万円かかったと仮定しましょう。

先進的窓リノベ2026事業の基準に照らし合わせると、中サイズのSグレード内窓に対する補助額は34,000円と設定されています。

つまり、12万円から34,000円が差し引かれ、実質86,000円で施工できる計算になります。もしこれが特大サイズ(4.0平米以上)の掃き出し窓であれば、補助額は76,000円となり、さらにお得感が増します。

お住まいの地域によっては、自治体独自の補助金制度(例:東京都の既存住宅における省エネ改修促進事業など)が用意されていることもあります。

国の制度と自治体の制度は併用できるケース(W補助金)が多く、これを組み合わせることで費用負担をさらに圧縮できる可能性があります。

出窓の二重窓DIY可能?自作キットとプロ施工を比較

DIYとプロ依頼の比較表。プロは気密性が確実で補助金も適用されるため、実質的な費用負担はDIYと変わらず仕上がりが美しい。

昨今のDIYブームもあり、ホームセンターやネット通販で手に入る自作キットを使って、自分自身で二重窓を設置しようと考える方もいらっしゃいます。確かに、材料費だけで済むため表面的な出費は数万円に抑えられるかもしれません。しかし、長期的な視点で見ると、必ずしも費用対効果が高いとは言いきれません。

まず、DIYで設置した窓は気密性を確保するのが難しく、わずかな隙間から熱が逃げてしまい、期待したほどの断熱・結露防止効果が得られないことが多いと言われています。さらに決定的な違いとして、DIYによる施工は国の補助金(先進的窓リノベ事業など)の対象外となります。

プロに依頼すれば確実な施工による高い断熱効果が得られ、さらに高額な補助金が還元されるため、結果的に「実質負担額はDIYとあまり変わらないのに、仕上がりと性能はプロの方が圧倒的に上」という逆転現象が起こり得ます。失敗のリスクや採寸の手間を考慮すると、プロへの依頼が推奨されます。

形状の問題で内窓が設置できない出窓の代替アイデア(外窓交換・ガラス交換)

内窓設置不可の場合の代替案。1.外窓交換(カバー工法)で枠ごと新しくする。2.ガラス交換で真空・複層ガラスに入れ替える。

前述の通り、半円を描くような弓型の出窓や極端に奥行きが狭い窓枠の場合、どうしても内窓の設置を断念せざるを得ないことがあります。

ただ単に諦める必要はなく、このようなケースでは「外窓交換」や「ガラス交換」といった代替アイデアを採用することで、快適な住環境を実現できると言われています。

最も推奨される代替案の一つが、既存の窓枠の上から新しい窓枠を被せる「カバー工法」による外窓交換です。壁を壊さずに施工できるため工期が短く、窓全体の断熱性や気密性を根本から向上させることが可能です。

カバー工法を用いれば、隙間風やサッシ部分の結露といった出窓特有の悩みも大きく改善されるとされています。一方で、新しい枠を内側に被せる分だけガラス面の面積がわずかに小さくなる点には注意が必要です。また、内窓の設置と比較すると費用が高額になりやすいというデメリットも存在します。

費用は少しかかりますが、外窓交換なら出窓のディスプレイスペースを今まで通り広々と使えるのが嬉しいポイントですね。

もう一つの選択肢として、サッシ枠はそのまま残し、ガラス部分のみを高断熱仕様のものに取り替える「ガラス交換」という手法があります。

例えば、薄型の真空ガラスやLow-E複層ガラスへ変更することで、ガラス面の結露や冷気の侵入を効果的に防ぐことが期待できます。

ガラス交換は外窓交換よりも費用を抑えやすく、手軽に断熱対策ができる点が魅力です。しかし、古いアルミサッシをそのまま使用するため、サッシの金属部分に発生する結露は完全に防ぐことが難しいという情報があります。目的に合わせてどちらの工法を選ぶか、慎重に検討してみてください。

実は、カバー工法による外窓交換や一定基準を満たす高断熱ガラスへの交換も、「先進的窓リノベ事業」などの補助金対象に含まれています。内窓が無理でも、これらの代替案で手厚い補助を受けられる可能性は十分にあります。

工法メリットデメリット・注意点
外窓交換(カバー工法)サッシごと新しくなり断熱・気密性が大きく向上する費用が比較的高く、窓の面積が少し小さくなる
ガラス交換費用を抑えやすく、窓の見た目やサイズが変わらないサッシ部分はそのままなので、枠の結露は防ぎにくい

いずれにしても、ご自宅の出窓の状況や予算によって最適な解決策は異なります。

施工実績の豊富な専門業者に相談し、ご自宅の形状に合わせた複数のプランを見積もり比較することが、失敗しない窓リフォームへの近道となるでしょう。

【重要】補助金の対象になる出窓・ならない出窓の条件

お得にリフォームを進める上で欠かせない補助金ですが、すべての出窓が無条件で対象になるわけではありません。ここでは、制度が適用されるための具体的な条件と注意点について詳しく解説していきます。

まず大前提として、国の「先進的窓リノベ事業」などを利用する場合、新しい内窓は外窓から屋内側へ50cm以内に平行に設置する必要があると規定されています(参照:環境省 先進的窓リノベ事業公式サイト)。この基準を満たせるかどうかが、最初の大きな分かれ道となります。

一般的な角型出窓や台形出窓であれば、部屋側の壁面に沿って真っ直ぐな内窓を取り付けることが容易です。出窓の空間を手前で塞ぐ形にはなりますが、規定通りに平行設置ができるため、多くの場合で補助金の対象になるとされています。

しかし、半円形に張り出した弓型出窓(ボウウインドー)のように複雑な形状をしている場合、平行に設置することが難しくなります。出窓の奥側のガラス面に沿って無理に曲面の内窓を作ろうとすると、規定から外れてしまう可能性が高まります。また、建物の躯体(くたい)そのものに大きな加工が必要になるケースも、対象外と判定される恐れがあると言われています。

自己判断で進めてしまうと、後から「実は対象外だった」と発覚し、全額自己負担になってしまうトラブルも考えられます。申請は登録事業者が行うルールとなっているため、必ず事前の現地調査でプロに適用可否を確認してもらうことが重要です。

このように考えると、出窓の形状によっては内窓以外の選択肢を検討せざるを得ない場面も出てきます。形状に不安がある場合は、早めに専門業者へ相談し、ご自宅の窓が基準を満たしているかチェックしてもらいましょう。

国と東京都(自治体)の「W補助金」を活用した費用シミュレーション

国の最大100万円補助と自治体の補助金を併用するW補助金の解説。外窓から50cm以内の平行設置などの条件がある点に注意。

国の補助金だけでも費用の負担は大きく減りますが、さらに賢く活用したいのが自治体独自の補助金制度です。例えば、国が実施する「先進的窓リノベ2026事業」と、東京都などが実施する省エネ改修に関する補助金は、条件を満たせば併用(W補助金)できるケースが多いとされています。

ここでは、実際にW補助金を適用した場合、どれくらい実質費用が安くなるのか、具体的なシミュレーションを見ていきましょう。

前提として、出窓を含む複数の窓をまとめてリフォームし、総額が30万円かかったと仮定します。

先進的窓リノベ2026事業では、内窓(Sグレード・大サイズ)の場合、1箇所あたり52,000円の補助が設定されています。さらに、東京都の制度で費用の一定割合が助成されると想定して計算を行います。

項目金額(目安)備考
元のリフォーム総費用300,000円出窓+通常窓の2箇所などを想定した参考価格
国の補助金(先進的窓リノベ等)-104,000円Sグレード大サイズ(52,000円×2箇所)
東京都(自治体)の補助金-50,000円自治体の規定による助成額の一例(※制度により変動)
実質的な自己負担額146,000円本来の半額以下で施工できるケースもあります

W補助金が適用されれば、高機能な二重窓を驚くほどお得に手に入れることができます。ただし、予算上限に達すると早期終了してしまうこともあるので、早めの情報収集が鍵になりますよ。

もちろん、お住まいの市区町村によって制度の有無や助成額は異なります。場合によっては国の補助金と併用できない規定が設けられていることもあります。そのため、リフォームを計画する際は、地元の制度に詳しい施工業者に「国と自治体の補助金を併用した見積もり」を依頼することが、失敗しないための大切なステップとなります。

出窓に関するよくある質問(FAQ)

これまでの解説を踏まえた上で、実際にリフォームを検討する際によく寄せられる疑問についてお答えしていきます。

事前にこれらの点を把握しておくことで、施工業者との打ち合わせもスムーズに進むはずです。

賃貸や分譲マンションの出窓でも二重窓にリフォームできる?

結論から申し上げると、マンションであっても内窓の設置は可能なケースが多いとされています。なぜなら、マンションの窓ガラスや既存のアルミサッシは「共用部分」にあたりますが、部屋の内側に新しく取り付ける内窓は「専有部分」に対する工事として扱われることが一般的だからです(参照:国土交通省 マンション管理について)

ただし、分譲マンションの場合は管理組合の規約による制限がないか確認し、事前に申請を行う必要があります。賃貸物件にお住まいであれば、必ず管理会社や大家さんの許可を得てから工事を進めるようにしてください。許可なく進めると、退去時に原状回復のトラブルになる恐れがあるため注意が必要です。

出窓を二重窓にすると部屋は狭く感じる?

これは、内窓をどこに設置するかによって住む人の感じ方が大きく変わります。前述の通り、部屋側の壁面に合わせて「手前設置」を行った場合、出窓特有の奥行きが内窓によって遮られるため、視覚的に部屋が少し狭くなったように感じられることがあります。

一方で、出窓のガラス面に沿って「奥設置」をすれば、広々としたディスプレイスペースをそのまま維持できます。植物や小物を飾りたいという方は、見積もりの際に奥設置のプランも相談してみてくださいね。

出窓の二重窓リフォームにかかる工事日数は?

壁を壊すような大掛かりなリフォームを想像されるかもしれませんが、内窓の設置にかかる時間は非常に短いと言われています。既存の窓枠に新しい窓のレールを取り付けるだけの作業であれば、1箇所あたりおよそ1時間から数時間程度で完了するケースがほとんどです。

もし、窓枠の奥行きが足りずにふかし枠の追加工事が必要な場合でも、基本的には半日以内で終わることが多いようです。

日常生活への影響を最小限に抑えつつ、短時間で快適な住環境を手に入れられる手軽さも、この窓リフォームが人気を集める理由の一つとなっています。

出窓を二重窓にする費用の注意点とまとめ

敗しないための3つの約束。1.プロの現地調査、2.補助金の事前確認、3.マンション・賃貸の許可取得。工事は半日で終了。

前述の通り、出窓の二重窓リフォームには様々な要素が絡み合います。これまでの内容を踏まえ、後悔しないための重要なポイントを整理して記載します。

  • 出窓は外気の影響を受けやすいため二重窓が効果的
  • 内窓によって強力な断熱層ができ光熱費の削減が見込める
  • 室内の暖かい空気が冷えにくくなり結露対策にもなる
  • 基本費用は窓のサイズとガラスのグレードで大きく変わる
  • 安価な単板ガラスより複層ガラスの方が長期的な満足度が高い
  • 複数の窓をまとめて施工依頼すると単価を抑えやすい
  • 窓枠の奥行きが7cm程度ないとふかし枠の追加費用がかかる
  • ふかし枠の設置には数万円の追加予算を見込んでおく
  • 弓型など特殊な出窓形状は施工難易度が上がり費用が増す
  • 手前設置は安いが天板に物を置きにくくなる
  • 奥設置は天板を使えるが構造が複雑で費用が上がる
  • 最新の先進的窓リノベ事業を活用して大幅な節約を狙う
  • 補助金の申請には合計5万円以上などの条件がある
  • DIYは隙間ができやすく補助金も対象外になる
  • 自治体ごとの補助金も併用できるか業者に確認する

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  • この記事を書いた人

代表 鈴木優樹

13年間で1万台以上のエアコンを設置してきた経験から、私は「部屋の温度こそが、家族の距離を縮める」という答えに辿り着きました。リビングが魔法瓶のように温かくなれば、家族は自然と一つの場所に集まります。無駄な電気代を削り、最もコスパの良い方法で「会話が弾む温かいリビング」をつくること。 皆様に、窓のリフォームを通じて、家族がもっと仲良くなれる幸せな時間をお届けします。

▼保有資格▼第二種電気工事士/建築物石綿含有建材調査者/石綿作業主任者/ガス可とう管接続工事監督者など

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