エコキュート・給湯器

ジョーシンのエコキュート価格は?評判や補助金も解説

2025年9月23日

大手家電量販店のジョーシンでエコキュートの交換を検討しているけれど、実際のところ価格や値段はいくらなのか、気になりませんか。

チラシを見たり、値引き情報を探したりする中で、エコキュートの価格が工事費込みでいくらになるのか、また利用できる補助金はあるのかといった疑問が湧いてくることでしょう。

さらに、ジョーシンにエコキュートの交換を依頼するメリットだけでなく、デメリットはあるのか、実際の評判や口コミ、ジョーシンリフォームは最悪だという噂の真相も知りたいところです。

この記事では、エコキュートで一番人気なメーカーはどこかという点から、見積りやローンといった支払い方法まで、ジョーシンでのエコキュート交換に関するあらゆる情報を網羅的に解説します。

ポイント

  • ジョーシンが取り扱うエコキュートの人気メーカーと機種
  • 工事費込みの価格や、値引き、チラシのお得情報
  • ジョーシンに交換を依頼するメリットとデメリット、実際の評判
  • 2025年最新の補助金制度や、見積りから支払いまでの流れ

ジョーシンでエコキュート交換する場合の価格とメリット

ジョーシンでエコキュート交換する場合の価格とメリット

  • エコキュートで一番人気なメーカーは?
  • 工事費込み価格・値段は?ジョーシンエコキュート
  • ジョーシンにエコキュートの交換を依頼するメリット
  • 交換を依頼するデメリットはあるのか?
  • チラシ情報と気になる値引きキャンペーン

エコキュートで一番人気なメーカーは?

ジョーシンでは、国内の主要なエコキュートメーカーの製品を幅広く取り扱っており、顧客のニーズに合わせた選択が可能です。特に人気が高いのは、パナソニック、三菱電機、日立、ダイキン、東芝といった、長年の実績と高い技術力を持つメーカーです。

パナソニックは業界をリードする存在で、省エネ性能の高さが魅力です。「AIエコナビ」など、賢く節電する機能が充実しています。三菱電機は「キラリユキープPLUS」や「バブルおそうじ」といった独自の清潔機能を搭載し、快適なバスタイムを提案しています。

日立は「水道直圧給湯」により、パワフルなシャワーを実現しているのが特徴で、高い水圧を求める家庭に人気です。ダイキンは空調メーカーならではの技術力を活かし、井戸水や地下水にも対応できる機種を揃えています。そして東芝は、業界最長クラスの5年間のメーカー無償保証が付帯するなど、アフターサービスの充実度で高い評価を得ています。

どのメーカーが一番良いかは一概には言えませんが、省エネ性能、清潔機能、給湯パワー、保証内容など、ご家庭が最も重視するポイントに合わせて選ぶことが大切です。

工事費込み価格・値段は?ジョーシンエコキュート

ジョーシンでエコキュートを購入する際の大きな特徴は、価格表示が「標準取付工事費+10年保証料込み」となっている点です。これにより、後から追加費用が発生する心配が少なく、総額が分かりやすいというメリットがあります。

ただし、価格はメーカーや機種の性能、タンク容量によって大きく変動します。以下に、データベースに基づいた主要メーカーの代表的な機種の価格例をまとめました。

メーカー 型番 タンク容量 給湯タイプ 標準工事費込み価格(税込)
パナソニック HE-SU37LQS 370L フルオート 595,000円~
三菱電機 SRT-S376U 370L フルオート 645,000円~
日立 BHP-F37WD 370L フルオート 610,000円~
東芝 HWH-B376HA-R 370L フルオート 565,000円~
ダイキン EQX37XFV 370L フルオート 595,000円~

※上記はエコキュートからエコキュートへの買い替えの場合の価格例です。ガス・石油給湯器からの買い替えの場合は、追加工事が必要となるため価格が若干上がります。

※価格は2023年10月時点の情報であり、変動する可能性があります。最新の価格は必ずジョーシンの店舗やウェブサイトでご確認ください。

ジョーシンにエコキュートの交換を依頼するメリット

大手家電量販店であるジョーシンにエコキュートの交換を依頼することには、多くのメリットが存在します。

まず、全国に店舗を展開する企業としての信頼感と安心感が挙げられます。万が一のトラブル時にも、身近な店舗で相談できるのは心強い点です。また、前述の通り、価格が標準工事費込みで明示されているため、予算計画が立てやすいことも大きな利点です。

さらに、ジョーシンは保証制度が充実しています。通常1~2年のメーカー保証に加え、商品によっては10年間の長期保証が付帯します。修理費だけでなく、出張料や部品代も保証の対象となるため、長期間安心して使用することが可能です。

加えて、ジョーシン独自のポイントシステムも魅力の一つです。購入金額に応じてポイントが付与され、貯まったポイントは次回の買い物に利用できます。定期的にリフォーム関連のキャンペーンも実施しており、タイミングが合えばさらにお得に交換できる可能性があります。

交換を依頼するデメリットはあるのか?

多くのメリットがある一方で、ジョーシンにエコキュートの交換を依頼する際には考慮すべき点がいくつかあります。

最も大きな点は、工事を担当するのが必ずしもエコキュート専門の技術者ではない可能性があることです。「ジョーシンまごころリフォーム」という窓口で受け付けていますが、実際の施工は提携している下請け業者が行うことが一般的です。そのため、施工品質が業者の技術力に左右される可能性があります。

また、取り扱いメーカーがパナソニック、三菱電機、日立、ダイキン、東芝の5社に限定されているため、コロナや長府製作所といった他の人気メーカーの製品を検討したい場合には選択肢に含まれません。より多くのメーカーから比較検討したい方にとっては、デメリットと感じるかもしれません。

さらに、価格表示が工事費込みのセットになっているため、エコキュート本体のみの価格や、工事費の内訳が分かりにくいという側面もあります。専門業者と比較して、本体価格が割高なのか、あるいは工事費が高いのかを判断しにくい点は、注意が必要なポイントです。

チラシ情報と気になる値引きキャンペーン

ジョーシンでは、新聞の折り込みチラシやウェブサイト上で、定期的にお得なキャンペーン情報を発信しています。エコキュートの交換を検討し始めたら、まずはこれらの情報をこまめにチェックすることをお勧めします。

キャンペーンの内容は時期によって様々ですが、「特定メーカーの機種が期間限定で特別価格」「工事費割引」「商品券プレゼント」といった値引きに直結する特典が用意されることがあります。特に、季節の変わり目や決算期などには、魅力的なキャンペーンが打ち出される傾向にあります。

また、チラシには特定の店舗限定のセール情報が掲載されていることもあります。お近くのジョーシンの店舗を登録しておくと、地域に特化したお得な情報を見逃さずに済むでしょう。ウェブサイトではデジタルチラシを閲覧できるため、新聞を購読していない家庭でも手軽に情報を集めることが可能です。これらの媒体を上手に活用することで、通常よりも費用を抑えてエコキュートを導入できるチャンスが広がります。

エコキュートをジョーシンで買う手順や評判は?

エコキュートをジョーシンで買う手順や評判は?

  • ジョーシンリフォームの評判や口コミと最悪の噂
  • 国や自治体の補助金は使える?
  • まずは無料の見積りから
  • ローンなど支払い方法について

ジョーシンリフォームの評判や口コミと最悪の噂

ジョーシンでのエコキュート交換を検討する際、多くの方が「ジョーシンリフォーム」の評判や口コミを気にされます。インターネット上では「最悪」といったネガティブな噂を目にすることもあり、不安に感じるかもしれません。

実際の口コミを見てみると、「大手だから安心」「ポイントが使えてお得だった」「長期保証が魅力」といった肯定的な意見が多く見られます。特に、価格の分かりやすさや保証の手厚さを評価する声が目立ちます。

一方で、「工事に来た業者の対応が良くなかった」「専門知識が少し物足りなく感じた」といった、施工品質や担当者のスキルに関する否定的な意見も散見されます。これは、前述の通り、ジョーシンが直接施工するのではなく、地域の提携業者が工事を行うケースが多いため、業者によって対応に差が出てしまうことが原因と考えられます。

「最悪」という極端な評価は一部のケースである可能性が高いですが、担当者や施工業者によって満足度が変わる可能性がある点は、依頼する前に理解しておくべきでしょう。

国や自治体の補助金は使える?

はい、ジョーシンのような大手家電量販店でエコキュートを交換する場合でも、国が実施する補助金制度を活用することが可能です。2025年現在、経済産業省が主導する「給湯省エネ2025事業」が利用できます。

この事業は、省エネ性能の高い高効率給湯器の普及を目的としており、対象となるエコキュートを設置すると、性能に応じて補助金が支給されます。

給湯省エネ2025事業の概要

  • 基本額: 1台あたり6万円
  • 性能加算: 特定の高性能要件を満たす機種には、最大で7万円が加算され、合計で最大13万円の補助が受けられます。
    • A要件(+4万円): 遠隔操作や天気予報連動で昼間の太陽光発電電力を有効活用できる機種。
    • B要件(+6万円): CO2排出量が特に少ない高効率な機種。
    • A+B要件(+7万円): 上記の両方を満たす機種。
  • 撤去加算: 既存の電気温水器(エコキュートは対象外)を撤去する場合は、さらに4万円が加算される場合があります。

この補助金の申請手続きは、購入者本人が行うのではなく、工事を請け負う「給湯省エネ事業者」として登録された業者が代行します。ジョーシンもこの事業者として登録されているため、補助金の利用を希望する旨を伝えれば、手続きを進めてくれます。

ただし、補助金は国の予算が上限に達し次第終了となるため、検討している場合は早めに相談・申請することが賢明です。

まずは無料の見積りから

ジョーシンでエコキュートの交換を具体的に検討する際の最初のステップは、無料の見積りを依頼することです。店舗の専門スタッフに相談するか、ウェブサイトの専用フォームから申し込むことができます。

見積りの際には、現在使用している給湯器の種類(ガス、灯油、電気温水器、エコキュートなど)、設置場所の状況(スペース、搬入経路など)、希望するエコキュートのメーカーや機能といった情報を伝える必要があります。スマートフォなどで現在の設置状況の写真を撮っておくと、相談がスムーズに進みます。

後日、専門のスタッフや提携業者が現地調査に訪れ、正確な設置場所の確認や、追加工事の有無などをチェックします。この現地調査の結果に基づいて、最終的な見積り金額が提示されます。

この見積りには、エコキュート本体の価格、標準工事費、10年保証料が含まれているのが基本ですが、基礎工事の補修や特別な配管工事が必要な場合は、追加費用が記載されます。提示された内容にしっかり目を通し、不明な点があればその場で質問して解消しておくことが大切です。

ローンなど支払い方法について

ジョーシンでは、エコキュートのような高額なリフォーム商品に対して、多様な支払い方法を用意しています。現金払いやクレジットカード払いはもちろん、分割払いやリフォームローンの利用も可能です。

特にリフォームローンは、まとまった初期費用を用意するのが難しい場合に便利な選択肢です。提携している信販会社のローンを利用することで、月々の負担を抑えながら最新のエコキュートを導入することができます。金利や支払い回数、審査の条件などは利用するローン会社によって異なるため、詳細は店舗のスタッフに確認が必要です。

また、ジョーシンでは独自のクレジットカード「ジョーシンカード」を発行しており、カード会員向けの特典や分割払い手数料の優遇キャンペーンなどが実施されることもあります。エコキュートの購入を機にカードを作成することも、一つの賢い方法かもしれません。

ご自身の資金計画に合わせて最適な支払い方法を選択できる点は、大手家電量販店ならではのメリットと言えます。

総括:エコキュートはジョーシンで買うべきか

この記事で解説した、ジョーシンでのエコキュート交換に関する重要なポイントを最後にまとめます。

  • ジョーシンはパナソニックや三菱電機など主要5メーカーを取り扱う
  • 価格は標準工事費と10年保証込みで分かりやすいのが特徴
  • 工事費込みの価格相場は機種により約55万円から77万円程度
  • 全国規模の店舗網による安心感と長期保証が大きなメリット
  • ジョーシンポイントが付与され、キャンペーンも定期的に開催される
  • デメリットは専門業者に比べて施工品質にばらつきの可能性がある点
  • 取り扱いメーカーが限定されるため選択肢はやや少ない
  • 「最悪」という評判は一部で、多くは価格や保証に満足している
  • 国の「給湯省エネ2025事業」による補助金が利用可能
  • 補助金額は機種性能により最大13万円
  • 交換の第一歩は無料の現地調査と見積り依頼から
  • 支払い方法は現金、クレジットのほかリフォームローンも選べる
  • 専門性や幅広い選択肢を求めるなら専門業者も比較検討の価値あり
  • 価格の透明性や長期保証、ポイントを重視するならジョーシンは有力な選択肢
  • 最終的な判断はメリット・デメリットを総合的に見て決めることが大切
  • この記事を書いた人

鈴木 優樹

13年間で累計1万台以上のエアコン設置に携わってきた空調工事の専門家です。数多くの現場を経験する中で、快適な住まいにはエアコンだけでなく「窓の断熱性」が欠かせないと実感しました。地元・千葉で培った知識と経験を活かし、快適な暮らしに役立つ断熱の本質をわかりやすく発信しています。

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