エコキュートから突然の水漏れが発生すると、多くの方が慌ててしまうかもしれません。エコキュートの水漏れの症状は様々で、修理が必要かどうか自分で判断するのは難しいものです。
水漏れの原因が分からず、自分で応急処置する方法を検索したり、エコキュートの水漏れを止めるために止水栓の場所を探したりすることもあるでしょう。特に、エコキュートの心臓部である熱交換器の水漏れは深刻な故障につながる可能性もあります。
また、水漏れが解決したとしても、次に気になるのは水漏れの修理代・修理費用の相場ではないでしょうか。
エコキュートが水漏れしたときの業者選びのポイントを押さえておかなければ、適切な修理を受けられないかもしれません。この記事では、エコキュートから水漏れしたらどこに連絡すべきかという疑問に答え、水漏れの確認方法から、エコキュートの水漏れを防ぐなら定期的なメンテナンスがなぜ大切かまで、網羅的に解説します。
目次
エコキュートの水漏れはどこに連絡する?まず応急処置と症状確認
- エコキュートの水漏れの症状は?まず状態を確認
- これって故障?エコキュートから水漏れ!修理が必要?
- エコキュート水漏れの主な原因と確認方法
- 自分で応急処置する方法!まずエコキュートの水漏れを止める
- 応急処置の要!エコキュートの止水栓の場所と閉め方
- 熱交換器の水漏れは危険!すぐに専門家へ
エコキュートの水漏れの症状は?まず状態を確認
エコキュートが水漏れしているかもしれないと感じたとき、いくつかの特徴的な症状が現れることがあります。これらのサインを見逃さないことが、早期発見と対処への第一歩となります。
まず、最も分かりやすいのは、貯湯タンクユニットやヒートポンプユニットの周りが常に濡れている状態です。ただし、朝方だけ濡れている場合は、夜間にお湯を沸かす際の結露や、タンク内の圧力を調整するために排出された水である可能性が高く、故障ではないケースもあります。一日中濡れている、あるいは水の量が多い場合は水漏れを疑うべきサインと考えられます。
次に、お湯の使われ方に関する変化です。家族の人数や生活スタイルが変わっていないにもかかわらず、「お湯の減りが異常に速い」「すぐに湯切れを起こしてしまう」といった症状も、タンクに貯めたお湯がどこかから漏れている可能性を示唆します。
また、リモコンに表示されるエラーコードも重要な手がかりです。多くのエコキュートには漏水を検知するセンサーが搭載されており、異常を感知すると特定のエラーコードを表示して知らせてくれます。お使いのメーカーの取扱説明書や公式サイトで、表示されたエラーコードが何を意味するのか確認してみましょう。
最後に、家全体の水道メーターを確認する方法も有効です。家中の蛇口を全て閉めている状態で、水道メーターのパイロット(円盤状の部分)が回転している場合は、敷地内のどこかで水漏れが起きている証拠です。これがエコキュートからの水漏れである可能性も十分に考えられます。
これって故障?エコキュートから水漏れ!修理が必要?
ユニット周りが濡れているからといって、必ずしも修理が必要な故障とは限りません。エコキュートの仕組み上、正常な動作でも水が排出されることがあるため、まずはその違いを見極めることが大切です。
修理が不要なケース
修理が不要な代表的なケースは、「結露」と「膨張水の排出」です。
ヒートポンプユニットは、空気の熱を取り込んでお湯を沸かす過程で、内部の熱交換器が非常に冷たくなります。特に湿度の高い夏場には、この冷えた部分に空気中の水分が結露し、水滴となってユニットの下から排出されます。これはエアコンの室外機から水が出るのと同じ原理で、故障ではありません。
また、貯湯タンクは水を温める際、体積が膨張します。この増えた分の水(膨張水)をタンクの外に排出して、タンク内の圧力が上がりすぎるのを防ぐ仕組みになっています。この水は通常、排水口から排出されるため、その周辺が濡れているのは正常な動作と言えます。
これらのケースは、一時的に水が出ているだけで、一日中流れ続けているわけではないのが特徴です。
修理が必要なケース
一方で、以下のような症状が見られる場合は、故障の可能性が高く、専門家による点検や修理が必要です。
- 貯湯タンクやヒートポンプユニット本体から常に水が漏れ出ている
- 配管の接続部分や配管そのものから明らかに水が滴り落ちている
- リモコンに漏水関連のエラーコードが頻繁に表示される
- お湯を使っていないのに、水道メーターが回り続けている
特に、配管の接続部分からの水漏れは、内部のパッキンの劣化などが原因で発生しやすく、放置すると被害が拡大する恐れがあります。常に水漏れが続いている状態は、内部の部品が破損しているサインであり、早急な対応が求められます。
水漏れの主な原因と確認方法
エコキュートの水漏れは、様々な原因によって引き起こされます。原因を特定することで、適切な対処法が見えてきます。ここでは、水漏れの主な原因と、ご自身でできる確認方法について解説します。
経年劣化
エコキュートの寿命は一般的に10年~15年と言われています。長年使用していると、本体内部の部品や配管、特に接続部分に使われているゴム製のパッキンが劣化してしまいます。ゴムパッキンは温度変化に弱く、硬化してひび割れや隙間が生じ、そこから水が漏れ出すことがあります。これは水漏れの最も一般的な原因の一つです。
確認方法としては、まず貯湯タンクの下部にある配管カバーを外し、各配管の接続部分を懐中電灯などで照らして、水滴が付着していないか、濡れていないかを丁寧に確認します。
配管の凍結
冬場の寒い時期に特に注意が必要なのが、配管の凍結による破損です。エコキュートと家をつなぐ配管内の水が凍結すると、体積が膨張して配管に圧力がかかり、亀裂や破裂を引き起こすことがあります。凍結している間は水漏れに気づかず、気温が上がって氷が解けたタイミングで一気に水が噴き出すケースも少なくありません。
冬の朝や、厳しい冷え込みがあった日の翌日などに水漏れを発見した場合は、凍結が原因である可能性が高いと考えられます。
施工時の不備
エコキュートの設置時や交換時の施工に問題があった場合も、水漏れの原因となります。配管の接続が甘かったり、部品の取り付けに誤りがあったりすると、使用開始後すぐに、あるいは数年で水漏れが発生することがあります。
特に、設置から間もない時期に水漏れが起きた場合は、施工不良を疑い、まずは設置を依頼した業者に連絡するのが良いでしょう。
部品の故障
エコキュートは精密な機械であり、内部には減圧弁や逃し弁、三方弁といった様々な部品が使われています。これらの部品が故障することで、水の流れを正常に制御できなくなり、水漏れにつながることもあります。これらの内部部品の故障は、外から見ただけでは判断が難しいため、専門家による診断が必要です。
自分で応急処置する方法!まずエコキュートの水漏れを止める
エコキュートからの水漏れを発見したら、専門業者が到着するまでの間に被害を最小限に食い止めるための応急処置を行うことが非常に大切です。パニックにならず、落ち着いて手順通りに対処しましょう。
まず最初に行うべきことは、感電や漏電といった二次災害を防ぐために、エコキュートの電源を切ることです。通常、貯湯タンクユニットの内部や分電盤に専用のブレーカーがありますので、これを「切」にしてください。リモコンの電源をオフにするだけでは不十分な場合があるため、必ずブレーカーを落とすようにします。
次に、これ以上の水漏れを防ぐため、水の供給を止めます。これは、エコキュート本体の「止水栓」を閉めることで対応できます。止水栓を閉めることで、水道からエコキュートへの給水が止まり、水漏れの拡大を効果的に防ぐことが可能です。
さらに安全を確保するため、ガスの元栓も閉めることが推奨されます(ガス併用タイプの場合)。水漏れによって不完全燃焼が起き、一酸化炭素中毒につながるリスクを未然に防ぐためです。
これらの応急処置は、あくまで一時的な対策です。水漏れを止めた後は、根本的な原因を解決するために、速やかに専門の修理業者に連絡してください。自分で分解や修理を試みることは、さらなる故障や事故の原因となるため、絶対にやめましょう。
応急処置の要!エコキュートの止水栓の場所と閉め方
水漏れの応急処置において、最も重要なのが「止水栓を閉める」作業です。これにより、エコキュートへの給水を止め、被害の拡大を物理的に防ぎます。
止水栓は通常、貯湯タンクユニットの下部にある配管カバーの中に設置されています。カバーはネジやフックで固定されていることが多いので、ドライバーなどを使って慎重に取り外してください。カバーを外すと、複数の配管が見えます。その中で、水道の給水管に接続されているものが止水栓です。
メーカーや機種によって止水栓の形状は異なりますが、多くはハンドル式か、ドライバーで回すタイプです。ハンドル式の場合は、時計回りに回らなくなるまでしっかりと閉めます。ドライバーで回すタイプも同様に、時計回りに回して閉じてください。
止水栓の場所がどうしても分からない場合は、無理に探さず、家全体の水道の元栓を閉めるという方法もあります。ただし、元栓を閉めると家中の水道が使えなくなるため、トイレなどを利用する際の不便が生じる点は注意が必要です。
止水栓を閉めたら、水漏れが止まったか、あるいは勢いが弱まったかを確認しましょう。この応急処置を済ませてから専門業者に連絡すれば、状況を正確に伝えることができ、その後の対応もスムーズに進みます。
熱交換器の水漏れは危険!すぐに専門家へ
エコキュートの中でも、特に重要な部品がヒートポンプユニット内にある「熱交換器」です。この熱交換器は、空気の熱を冷媒に伝え、その熱で水をお湯に変える、いわばエコキュートの心臓部です。
この熱交換器から水漏れが発生している場合、それは単なる水漏れではなく、エコキュートのシステム全体に関わる深刻なトラブルのサインである可能性が高いです。熱交換器は冷媒ガスと水が近接する部分であり、ここでの水漏れは他の部品の腐食や故障を誘発する恐れがあります。
熱交換器からの水漏れは、ヒートポンプユニットの下部から水が漏れ続けていることで判明することが多いですが、外見だけでは特定が難しい場合もあります。もし、ヒートポンプユニット周辺からの水漏れが止まらない、あるいはエラーコードが表示されている場合は、熱交換器のトラブルを疑う必要があります。
この部分の修理や交換は、高度な専門知識と技術を要するため、絶対に自分で対処しようとしないでください。冷媒ガスを扱うには専門の資格も必要です。熱交換器からの水漏れが疑われる場合は、ただちにエコキュートの使用を中止し、メーカーや専門の修理業者に連絡して、プロによる診断と修理を依頼することが不可欠です。
エコキュートの水漏れはどこに連絡?依頼先や業者の選び方
- エコキュートから水漏れしたらどこに連絡すべきか
- エコキュートが水漏れしたときの業者選びのポイント
- 気になる水漏れの修理代・修理費用の相場
- 水漏れを防ぐなら定期的なメンテナンスが効果的
エコキュートから水漏れしたらどこに連絡すべきか
エコキュートの水漏れで連絡すべき相手は、お住まいの状況によって主に3つのケースに分かれます。間違った先に連絡すると二度手間になってしまうこともあるため、ご自身の状況に合った連絡先を確認しましょう。
賃貸住宅(アパート・マンション)の場合
お住まいが賃貸物件の場合は、まず大家さんや管理会社に連絡するのが第一です。エコキュートは建物の設備の一部と見なされるため、修理の手配や費用の負担は、原則として貸主側が行います。自分で勝手に業者を手配してしまうと、費用を自己負担しなければならなくなる可能性もあるため、必ず最初に管理会社や大家さんに指示を仰いでください。
新築の戸建て住宅の場合
新築の住宅に設置したエコキュートで、特に設置後数年以内に水漏れが発生した場合は、その家を建てたハウスメーカーや工務店に連絡するのが最もスムーズです。施工不良が原因である可能性も考えられ、その場合は無償で修理してもらえることがあります。また、住宅設備全体の保証期間内であれば、その保証が適用されるケースも多いです。
中古住宅や設置から年数が経っている場合
中古住宅にお住まいの場合や、新築でも設置から長期間が経過している場合は、主に以下のいずれかに連絡することになります。
- エコキュートのメーカー:製品の保証期間内であれば、メーカーのサポートセンターに連絡することで、無償または割引価格で修理を受けられる可能性があります。保証期間が過ぎていても、製品を熟知した専門スタッフによる確実な修理が期待できます。
- 給湯器専門の修理業者:メーカーの保証が切れている場合や、すぐに対応してもらいたい場合に有力な選択肢です。24時間対応している業者も多く、迅速な対応が期待できます。複数のメーカーの修理に対応しているため、柔軟な対応が可能です。
- エコキュートを設置した販売店:家電量販店やリフォーム会社などで購入・設置した場合、その店舗が修理窓口となっていることもあります。独自の延長保証に加入している場合は、まず購入した店舗に問い合わせてみましょう。
住居の形態 | 主な連絡先 | 備考 |
賃貸住宅 | 大家さん・管理会社 | まずは必ずこちらに連絡。自分で業者を手配しない。 |
新築戸建て | ハウスメーカー・工務店 | 特に保証期間内は第一の連絡先。施工不良の可能性も。 |
中古・経年 | メーカー、専門修理業者、設置した販売店 | 保証の有無や緊急性に応じて選択。 |
エコキュートが水漏れしたときの業者選びのポイント
メーカーの保証期間が過ぎている場合など、自分で修理業者を探す際には、どの業者に依頼するかが非常に重要です。信頼できる業者を選ぶために、以下の3つのポイントを必ず確認しましょう。
見積もりの内容を比較検討する
修理を依頼する前には、必ず複数の業者から見積もり(相見積もり)を取り、内容を比較検討することをおすすめします。料金の安さだけで選ぶのは危険です。見積書に、故障箇所の診断内容、必要な作業、部品代、出張費などの内訳が明確に記載されているかを確認してください。極端に安い、あるいは高すぎる見積もりを提示する業者や、見積もりの内容について質問しても曖昧な回答しかしない業者は避けるのが賢明です。
実績と信頼性を確認する
業者のウェブサイトなどを確認し、エコキュートの修理実績が豊富かどうかをチェックしましょう。施工事例やお客様の声などが掲載されていれば、信頼性を判断する材料になります。特に、ご自宅に設置されているエコキュートと同じメーカーの修理実績が豊富であれば、より安心して任せることができます。長年の運営実績があるか、会社の所在地が明確かといった点も、信頼できる業者を見極める上で大切なポイントです。
水道局指定工事店であるか
「水道局指定工事店」であるかどうかも、信頼性を測る一つの基準となります。これは、各自治体の水道局が、給水装置の工事を適正に行えると認めた事業者のことです。指定を受けるには、国家資格である「給水装置工事主任技術者」の在籍や、適切な工具・機材の保有など、厳しい基準をクリアする必要があります。そのため、水道局指定工事店であれば、一定以上の技術力と信頼性が担保されていると考えられます。また、後述する水道料金の減免制度を利用する際にも、この指定業者による修理が条件となる場合があります。
気になる水漏れの修理代・修理費用の相場
エコキュートの水漏れ修理にかかる費用は、故障の箇所や原因、交換する部品によって大きく変動します。いざという時に慌てないよう、おおよσοの費用相場を把握しておきましょう。
一般的に、修理費用は「技術料(作業費)」+「部品代」+「出張費」の合計で構成されます。最も多い原因であるパッキンの交換のような軽微な修理であれば、総額で15,000円~30,000円程度が目安となります。配管の亀裂などで一部を交換する必要がある場合は、20,000円~50,000円程度かかることが多いようです。
一方で、ヒートポンプユニット内部の部品や、貯湯タンクの基盤、あるいは熱交換器といった心臓部の故障になると、修理はより大掛かりになります。この場合、部品代も高額になるため、修理費用は80,000円~150,000円、あるいはそれ以上になることも珍しくありません。
エコキュートの使用年数が10年を超えている場合は、修理をしてもすぐに別の箇所が故障する可能性もあります。高額な修理費用を払うよりも、最新の省エネ性能の高い機種に交換した方が、長期的に見て経済的であるケースもあります。修理業者には、修理した場合の見積もりと、本体を交換した場合の見積もりの両方を提示してもらい、比較検討することをおすすめします。
修理箇所・内容 | 費用相場の目安 |
パッキンの交換 | 15,000円 ~ 30,000円 |
配管の修理・交換 | 20,000円 ~ 50,000円 |
逃し弁・減圧弁の交換 | 25,000円 ~ 45,000円 |
内部部品(三方弁など)の交換 | 30,000円 ~ 60,000円 |
ヒートポンプ内部・基盤の修理 | 80,000円 ~ 150,000円以上 |
※上記はあくまで目安であり、実際の費用は状況や業者によって異なります。
水漏れを防ぐなら定期的なメンテナンスが効果的
突然の水漏れトラブルを未然に防ぎ、エコキュートを長く安心して使い続けるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。ご自身でできる簡単なお手入れと、専門家による点検を組み合わせることが理想的です。
ご家庭でできるメンテナンスとしては、まず貯湯タンクの水抜き(排水)が挙げられます。半年に1回程度、タンクの底に溜まった不純物や沈殿物を排出することで、配管の詰まりや腐食を防ぎ、お湯を清潔に保つ効果があります。具体的な手順は取扱説明書に記載されていますので、それに従って作業してください。
また、浴槽のフィルターの清掃も大切です。フィルターにゴミが詰まると、お湯の循環がうまくいかなくなり、エコキュートに負担がかかる原因となります。これは週に1回程度、こまめに掃除するのが良いでしょう。
さらに、漏電遮断器や逃し弁が正常に作動するかの動作確認も、半年に1回程度行うことが推奨されています。これらの安全装置がきちんと機能するかをチェックしておくことで、万が一のトラブルを防ぐことにつながります。
これらのセルフメンテナンスに加えて、3年~5年に一度は専門業者による定期点検を依頼すると、より安心です。プロの目で配管の状態や内部部品の劣化具合などをチェックしてもらうことで、自覚症状がない初期の不具合を発見し、大きな故障につながる前に対処することが可能になります。
エコキュートの水漏れはどこに連絡すべきか:総括
この記事では、エコキュートの水漏れが発生した際の対処法から、適切な連絡先、信頼できる業者の選び方まで詳しく解説しました。最後に、重要なポイントを改めてまとめます。
- エコキュートの水漏れを発見したら、まずは落ち着いて電源ブレーカーを落とす
- 次に貯湯タンク下部にある止水栓を閉めて、水の供給を止める応急処置を行う
- ユニット周りが常に濡れている、お湯の減りが速いなどが水漏れのサイン
- 朝方だけ濡れている場合は結露など、故障ではない正常な排水の可能性もある
- 水漏れの主な原因は、経年劣化によるパッキンの損傷や配管の凍結破損
- 賃貸住宅の場合は、自分で業者を呼ばず、まず大家さんや管理会社に連絡する
- 新築住宅で保証期間内なら、ハウスメーカーや工務店に相談するのが第一選択
- 保証が切れている場合は、メーカー、専門修理業者、設置した販売店に連絡
- 業者を選ぶ際は、複数の業者から見積もりを取り、内容をしっかり比較検討する
- エコキュートの修理実績が豊富で、水道局指定工事店であるとより信頼性が高い
- 修理費用の相場は、パッキン交換なら1.5万円程度から、内部の故障では10万円以上になることも
- 使用年数が10年を超えている場合、高額な修理より本体交換が有利なケースもある
- 熱交換器からの水漏れは重度の故障のサインであり、ただちに専門家へ相談が必要
- トラブルを未然に防ぐため、半年に一度は貯湯タンクの水抜きなどセルフメンテナンスを行う
- 3~5年に一度の専門家による定期点検で、エコキュートの寿命を延ばすことができる