窓のお悩み

お風呂の窓の目隠しはすだれを外側に貼るDIYアイデアがスゴイ!

2025年9月28日

お風呂の窓の目隠しとして、すだれを外側に設置する方法に関心をお持ちではありませんか。開放感を保ちつつプライバシーを守りたい浴室の窓ですが、お風呂のすりガラスは外から中が見えますか?という疑問は多くの方が抱くものです。

実は、夜間に照明をつけるとシルエットが映ってしまうことがあります。この記事では、お風呂場の窓に目隠しをする3つのメリットから、具体的な対策方法まで詳しく解説します。内側にできる目隠し対策としての窓目隠しシートから、外側にできる目隠し対策まで、様々な選択肢を紹介。

ホームセンター・カインズで見つかるアイテムや、100均のすのこを活用した目隠しアイデア3選、ニトリのオススメ製品など、手軽に試せるものもご紹介します。

さらに、目隠しを外側にDIYする方法や、おすすめアイテム「マドミラン」の詳細、そしてお風呂の窓に目隠しを設置する際のポイントまで、あなたの悩みを解決する情報を網羅しています。

ポイント

  • すりガラスでもお風呂の窓に目隠しが必要な理由
  • 賃貸でも可能な内側からの簡単な目隠し方法
  • すだれなどを使った外側からの目隠しとDIYのコツ
  • プライバシーを確実に守るための設置ポイントと注意点

お風呂の窓の目隠しですだれを外側に使う理由

お風呂の窓の目隠しですだれを外側に使う理由

  • お風呂のすりガラスは外から中が見えますか?
  • お風呂場の窓に目隠しをする3つのメリット
  • 内側にできる目隠し対策
  • 外側にできる目隠し対策
  • お風呂窓に目隠しを設置する際のポイント

お風呂のすりガラスは外から中が見えますか?

結論から言うと、お風呂で一般的に使われるすりガラス(型板ガラスやフロストガラス)でも、条件によっては外から中の様子が見えてしまう可能性があります。

多くの方は「すりガラスだから大丈夫」と考えているかもしれませんが、特に注意が必要なのは夜間です。室内で照明をつけると、外が暗い分、中の人のシルエットが窓ガラスに映し出されてしまうことがあります。これは、ガラスの凹凸が光を乱反射させて見えにくくしているだけで、完全に遮断しているわけではないためです。

また、古いタイプの摺りガラスの中には、表面が水に濡れると透明度が増してしまうものも存在します。浴室という常に水や湿気にさらされる環境では、意図せず外から見えやすい状況が生まれることも考えられます。したがって、すりガラスであっても過信せず、プライバシー保護のために何らかの目隠し対策を講じることが望ましいと言えます。

お風呂場の窓に目隠しをする3つのメリット

お風呂場の窓に目隠しを設置することには、プライバシー保護以外にも重要なメリットが3つあります。

第一に、「のぞきや盗撮といった犯罪リスクを回避できる」点です。お風呂は家の中でも特に無防備になる空間であり、窓からの視線を遮断することは、安心してバスタイムを過ごすための基本的な防犯対策となります。

第二に、「侵入防止対策としての効果が期待できる」点です。特に窓の外側に面格子やルーバーといった物理的な障害物を設置する方法は、単に視線を遮るだけでなく、空き巣などの侵入経路として窓が狙われることを防ぐ抑止力にもなります。

第三に、「人目を気にせず安心して換気ができる」点です。お風呂場は湿気がこもりやすく、カビの発生を防ぐためにはこまめな換気が欠かせません。目隠しがあれば、外からの視線を気にすることなく窓を開けておくことができ、浴室を清潔に保つことにも繋がります。

内側にできる目隠し対策

お風呂の窓の目隠しは、室内側からでも手軽に行うことができます。特に賃貸物件で外壁に手を加えられない場合や、DIYが苦手な方にもおすすめの方法がいくつか存在します。

代表的なのは、窓用の「目隠しシート」を貼り付ける方法です。すりガラス調やデザイン性の高い模様など種類が豊富で、水で貼り付けるタイプなら貼り直しも簡単です。UVカットやガラスの飛散防止といった付加機能を持つ製品もあります。

次に、「浴室用のブラインド」も有効な選択肢です。素材は湿気に強くサビにくいアルミ製が一般的で、羽(スラット)の角度を調整することで、視線を遮りながら光や風を取り入れることができます。壁に穴を開けずに設置できる突っ張り式タイプも市販されています。

また、「撥水・防カビ加工が施されたカーテンやロールスクリーン」を取り付ける方法もあります。突っ張り棒を使えば簡単に設置でき、カーテンなら季節や気分に合わせて手軽に交換できるのが魅力です。これらの方法は、工事不要で現状回復も容易なため、多くの方にとって導入しやすい対策と言えるでしょう。

外側にできる目隠し対策

お風呂の窓のプライバシー対策をより強固にしたい場合、建物の外側からアプローチする方法が効果的です。これらの対策は、目隠し効果に加えて防犯性能の向上も期待できます。

一般的なのは、窓の外に「面格子」や「可動式ルーバー」を設置する方法です。面格子は物理的に窓からの侵入を防ぐ効果が高く、ルーバーはブラインドのように角度を調整して視線と日差しをコントロールできます。これらは専門業者による設置が必要ですが、恒久的な対策として非常に有効です。

より手軽な方法としては、「すだれ」や「よしず」を窓の外に掛けることが挙げられます。特に日本の家屋と相性が良く、自然な風合いで視線を遮ります。ただし、天然素材のものは劣化が早いため、定期的な交換が必要になるでしょう。

さらに、窓全体を覆うように「目隠しフェンス」を設置する方法もあります。これは最もプライバシー保護効果が高いですが、圧迫感が出たり、費用が高額になったりする可能性も考慮する必要があります。お住まいの環境や求める性能に応じて、最適な方法を選択することが大切です。

お風呂窓に目隠しを設置する際のポイント

お風呂の窓に目隠しを設置する際には、後悔しないためにいくつか押さえておきたいポイントがあります。

まず最も大切なのは、「夜間の見え方を確認すること」です。設置を検討している目隠しが、夜に室内の照明をつけた状態で外からどう見えるかを必ずチェックしましょう。昼間は完璧に見えても、夜はシルエットが透けてしまうケースは少なくありません。

次に、「換気性能を損なわないか」という点も考慮が必要です。完全に窓を覆ってしまうタイプの目隠しは、風通しを妨げ、湿気がこもってカビの原因になる可能性があります。視線を遮りつつも、空気の流れを確保できる構造のものを選ぶのが賢明です。

また、「掃除のしやすさ」も見逃せないポイントです。浴室は湿気が多く汚れやすいため、お手入れが簡単な素材や形状のアイテムを選びましょう。特に外側に設置する場合は、雨風による汚れも考慮に入れる必要があります。これらのポイントを総合的に判断し、ご自身のライフスタイルに合った目隠しを選ぶことが、快適なバスタイムにつながります。

お風呂の窓の目隠しとすだれを外側に付ける方法

お風呂の窓の目隠しとすだれを外側に付ける方法

  • 100均のすのこなど目隠しアイデア3選
  • お風呂の窓の目隠しはカインズで探そう
  • 窓目隠しシートとニトリのオススメ製品
  • 目隠しを外側にDIYする際の注意点
  • おすすめアイテム「マドミラン」で外側対策

100均のすのこなど目隠しアイデア3選

コストを抑えつつ、工夫次第でおしゃれな目隠しを実現したい方には、100円ショップのアイテムを活用したアイデアがおすすめです。ここでは、手軽に試せる3つのアイデアをご紹介します。

すだれを重ねて耐久性と目隠し効果をアップ

100円ショップでも手に入る「すだれ」は、最も手軽な目隠しアイテムの一つです。ただし、一枚では薄くて透けやすかったり、耐久性に不安があったりします。そこで、2枚重ねにして結束バンドで固定することで、目隠し効果と強度を高めることができます。

すのこをリメイクして格子風に

木製の「すのこ」もDIYの素材として非常に優秀です。すのこをそのまま窓の外に立てかけるだけでも簡易的な目隠しになりますが、一度分解し、板を格子状に組み直してオリジナルの面格子を作ることも可能です。設置前には、屋外用の耐水塗料を塗ることで、木材の腐食を防ぎ長持ちさせられます。

突っ張り棒とカフェカーテンで内側から

窓の内側からの対策であれば、「突っ張り棒」と「カフェカーテン」の組み合わせが定番です。100円ショップには様々なサイズやデザインのものが揃っています。浴室で使う場合は、水濡れに強いポリエステル製や、撥水加工された生地を選ぶと良いでしょう。

お風呂の窓の目隠しはカインズで探そう

お風呂の窓の目隠しアイテムを探すなら、カインズのような大型ホームセンターが非常に便利です。DIY用品から既製品まで、幅広い選択肢が一度に比較検討できるのが最大の魅力です。

店内では、様々なデザインや機能を持つ「窓用目隠しシート」が豊富に揃っています。実際にサンプルを手に取って、透け感や質感を確かめられるのも嬉しいポイントです。また、浴室用の「ブラインド」や「ロールスクリーン」も、サイズ展開豊かに取り扱っています。

DIYを考えている方にとっては、まさに宝庫と言えるでしょう。すだれやよしずはもちろん、面格子のDIYに使える木材やアルミ材、耐久性を高めるための屋外用塗料、固定用の金具や結束バンドまで、必要な資材がすべて揃います。さらに、面格子に後付けできる目隠しパネル「マドミラン」のような専用アイテムが見つかることもあります。何から始めたらよいか分からない場合でも、店員さんに相談しながら最適な商品を選べるのがホームセンターの利点です。

窓目隠しシートとニトリのオススメ製品

手軽さとデザイン性を両立させたいなら、「窓目隠しシート」とインテリアショップ「ニトリ」の製品がおすすめです。

窓目隠しシートは、シールタイプと水で貼るタイプの2種類が主流ですが、浴室で使うなら断然「水で貼るタイプ」が良いでしょう。接着剤を使わないため、湿気で剥がれにくく、貼り直しも簡単です。賃貸物件の窓でも安心して使用できます。貼る際は、窓をきれいに掃除した後、霧吹きで窓全体を濡らしてからシートを貼り、専用のヘラやスキージーで空気と水分を押し出すのがコツです。

一方、ニトリでは、シンプルでどんな浴室にも合わせやすいデザインの目隠しアイテムが見つかります。特に人気なのが、壁に穴を開けずに設置できる「突っ張り式」の浴室用ブラインドやロールスクリーンです。耐水性や防カビ性に優れた素材が使われており、機能性も十分。豊富なサイズ展開で、自宅の窓にぴったりのものを選びやすいのも魅力です。シャワーカーテンなどもデザインが豊富なので、窓の目隠しとして活用するのも一つの手です。

目隠しを外側にDIYする際の注意点

すだれや自作の格子など、お風呂の窓の目隠しを外側にDIYする際は、いくつかの重要な注意点があります。安全かつ長持ちさせるために、以下のポイントを必ず守りましょう。

第一に、高所での作業は避けるべきです。特に2階以上の窓に設置する場合、足場が不安定で落下する危険が伴います。身の安全を最優先し、専門の業者に依頼することを強く推奨します。

第二に、素材選びが肝心です。屋外は雨風や紫外線に常にさらされるため、耐水性・耐候性の高い素材を選ばなくてはなりません。樹脂製やアルミ製、または屋外用の保護塗料をしっかりと塗布した木材などが適しています。

第三に、固定方法です。台風などの強風で飛ばされてしまうと、ご自身の家だけでなく近隣に被害を及ぼす可能性もあります。結束バンドだけでなく、サッシ枠や外壁にビスでしっかりと固定するなどの対策が必要です。ただし、外壁への穴あけは雨漏りの原因にもなるため慎重に行う必要があります。

最後に、賃貸物件の場合は、外壁に加工を加える前に必ず管理会社や大家さんに許可を取ってください。無断で工事を行うと、退去時に原状回復費用を請求されることがあります。

おすすめアイテム「マドミラン」で外側対策

すでに窓に面格子が設置されているお宅に特におすすめなのが、「マドミラン」という後付け専用の目隠しパネルです。これは、既存の面格子の隙間に取り付けるだけで、優れた目隠し効果を発揮する便利なアイテムです。

マドミランの最大の特長は、視線をしっかりと遮りながらも、風と光は適度に通す点にあります。ポリカーボネートという丈夫な樹脂でできており、耐久性や耐候性も高いため、屋外での使用に適しています。

取り付け方法も非常に簡単で、製品の裏側に付いている強力な両面テープで面格子に貼り付けるだけ。特別な工具は不要で、DIY初心者でも手軽に設置できます。格子の色に合わせて複数のカラーバリエーションが用意されているため、家の外観を損なわないのも嬉しいポイントです。

ただし、デメリットとして、設置後は面格子の間から窓ガラスを外側から掃除することが難しくなります。この点を考慮した上で、面格子付きの窓のプライバシーを手軽に向上させたい場合には、非常に有効な選択肢と言えるでしょう。

総括:お風呂の窓の目隠しとすだれの外側活用法

この記事で解説した、お風呂の窓の目隠しに関する重要なポイントを最後にまとめます。

  • すりガラスでも夜間はシルエットが見えるため油断は禁物
  • 目隠しは防犯、プライバシー保護、安心な換気の実現に不可欠
  • 安心して換気できることはカビ対策にも直接つながる
  • 内側対策は目隠しシートや浴室用ブラインドが手軽
  • 外側対策は面格子やすだれなどで防犯性も向上できる
  • すだれは安価で風情があるが耐久性に注意が必要
  • 外側へのDIYは安全確保と耐候性の高い素材選びが鍵
  • 100均のアイテムやすのこも工夫次第で目隠しに活用可能
  • ホームセンターではDIY用品から既製品まで多様な選択肢が見つかる
  • カインズは資材も製品も豊富でDIY派にも便利
  • ニトリではデザイン性の高い浴室用ブラインドなどが揃う
  • 水で貼る目隠しシートは貼り直しもでき賃貸におすすめ
  • 既存の面格子には後付けパネル「マドミラン」が効果的
  • 設置前には必ず夜間の見え方と換気性能を確認する
  • 目的に合った方法を選び快適で安心なバスタイムを実現する
  • この記事を書いた人

鈴木 優樹

13年間で累計1万台以上のエアコン設置に携わってきた空調工事の専門家です。数多くの現場を経験する中で、快適な住まいにはエアコンだけでなく「窓の断熱性」が欠かせないと実感しました。地元・千葉で培った知識と経験を活かし、快適な暮らしに役立つ断熱の本質をわかりやすく発信しています。

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