DIY

インターフォン交換の費用相場や業者比較と安く抑えるコツ

2025年7月27日

インターフォンが故障し、交換を検討する際に多くの方が直面するのが、インターフォン交換費用は一体いくらなのかという疑問です。

業者選びでの失敗や後悔を避け、適正な相場で依頼したいと考えるのは当然のことでしょう。

また、DIYでの交換は可能なのか、工事費の内訳はどうなっているのかなど、次々と知りたいことが出てくるかもしれません。

この記事では、そうしたインターフォンの交換に関する費用の悩みを解消するため、相場から依頼先の比較、費用を抑えるコツまで、網羅的に詳しく解説していきます。

  • インターホン交換にかかる費用の具体的な相場
  • DIYと業者依頼それぞれのメリット・デメリット
  • 依頼先ごとの料金とサービス内容の比較
  • 交換費用を賢く抑えるための実践的なコツ

インターフォン交換費用の基本や相場

インターフォン交換費用の基本や相場

  • インターフォンを交換する相場はいくらですか?
  • インターホン配線引き直しで費用は変わるか?
  • インターフォンは何年くらい使えますか?
  • 特殊な場合のインターフォン交換費用について
  • インターホンは自分で交換できますか?

インターフォンを交換する相場はいくらですか?

インターフォンを交換する際の費用は、選ぶ機種の本体価格と専門業者による工事費の合計で決まります。全体の相場としては、おおよそ15,000円から60,000円程度が一般的ですが、高性能なモデルを選ぶと10万円を超えることもあります。

費用の大部分を占めるのはインターフォン本体の価格であり、機能によって大きく変動します。ここでは、機能別の価格帯とそれに伴う費用総額の目安を解説します。

価格帯 本体価格の目安 工事費込みの総額目安 主な機能
低価格帯 10,000円前後 15,000円~25,000円 ・音声通話のみ
・基本的な録画機能付きテレビドアホン
中価格帯 30,000円前後 35,000円~50,000円 ・広角レンズ
・ワイヤレス子機付き
・夜間カラー撮影
高価格帯 70,000円以上 80,000円~100,000円以上 ・スマホ連携
・高画質・大型モニター
・宅配ボックス連動

 

低価格帯モデル

基本的な通話機能や、留守中の来訪者を記録できる最低限の録画機能がついたテレビドアホンが中心です。防犯というよりは、誰が来たかを確認できれば良いという場合に適しています。

中価格帯モデル

現在最も主流となっている価格帯です。訪問者の顔を広範囲で確認できる広角レンズや、別の部屋でも応対できるワイヤレス子機、夜間でも鮮明に来訪者を確認できるカラー撮影機能など、利便性と防犯性を両立した機能が揃っています。

高価格帯モデル

スマートフォンと連携し、外出先からでも来客応対ができるモデルが人気です。高精細な大型モニターで見やすいだけでなく、宅配ボックスとの連携や顔認証機能を備えたものもあり、より高度なセキュリティと快適な生活を求める方におすすめです。

これらのことから、まずはご自身の予算と必要な機能を明確にし、どの価格帯のインターフォンを選ぶかを検討することが、費用を把握する第一歩と言えます。

インターホン配線引き直しで費用は変わるか?

インターフォンの交換費用は、配線工事の有無によって大きく変動します。既存の配線をそのまま利用できる場合は工事費を安く抑えられますが、配線の引き直しや新設が必要になると追加の費用が発生します。

既存配線を流用できるケース

現在設置されているインターフォンから新しいインターフォンへ交換する場合、多くは既存の配線をそのまま利用できます。この場合の基本的な交換工事費は5,000円から15,000円程度が相場です。作業は比較的短時間で完了します。

配線の引き直しや新設が必要になるケース

以下のような状況では、配線の引き直しや新設が必要となり、費用が高くなる傾向にあります。

  • チャイム(呼び鈴)からインターフォンへの交換昔ながらのチャイムの配線は、映像を送る機能を持つテレビドアホンには流用できないことがほとんどです。そのため、玄関子機と室内親機をつなぐ新しい配線工事が必要となり、工事費は15,000円から30,000円程度が追加でかかることがあります。
  • 配線の経年劣化や断線インターフォンの寿命(約10~15年)を超えて長年使用している場合、壁の中の配線が劣化したり、断線したりしている可能性があります。不具合の原因が配線にある場合は、新しい配線を引き直す必要があり、追加費用が発生します。
  • 設置場所の変更室内親機の場所を別の部屋へ移動するなど、設置場所を大きく変更する場合も、配線の延長や新規敷設が必要になるため、費用は高くなります。

配線工事が必要かどうかは、現場の状況を確認しないと正確には判断できません。したがって、業者に見積もりを依頼する際は、現在の設備状況を正確に伝え、配線工事が必要になる可能性とその場合の費用について、事前に確認しておくことが大切です。

インターフォンは何年くらい使えますか?

インターフォンの寿命は、一般的に設置から約10年~15年が目安とされています。もちろん、使用環境や頻度によって前後しますが、この期間を過ぎると様々な不具合が発生しやすくなるため、交換を検討する時期と考えられます。

交換を検討すべきサイン

インターフォンに以下のような症状が現れたら、寿命が近いサインかもしれません。修理で対応できる場合もありますが、設置から10年以上経過している場合は、修理しても別の箇所がすぐに故障する可能性があるため、新しい機種への交換が結果的にコストパフォーマンスに優れることが多いです。

  • 音声の不具合:「ザー」というノイズが入る、相手の声が聞こえにくい、自分の声が届かない。
  • 映像の不具合:画面が映らない、映像が乱れる、色が不自然になる(テレビドアホンの場合)。
  • 呼び出し音の不具合:チャイムが鳴らない、または鳴りやまない。
  • ボタンの反応不良:呼び出しボタンや通話ボタンを押しても反応しないことがある。

寿命を考慮した交換のメリット

10年以上前のモデルと比較して、現在のインターフォンは機能面で大きく進化しています。例えば、録画機能は標準搭載されているものが多く、防犯性能が格段に向上しています。また、広角レンズによって玄関周りを広く確認できたり、ワイヤレス子機で家事の途中でも応対できたりと、利便性も大きく改善されています。

以上の点を踏まえると、インターフォンは「壊れたから交換する」だけでなく、「寿命が近づいたら、より安全で快適な生活のために交換する」という視点を持つことが、長期的に見て賢明な判断と言えるでしょう。

特殊な場合のインターフォン交換費用について

一般的な戸建て住宅のインターフォン交換とは異なり、特殊な設置状況や設備の場合、交換費用が通常よりも高くなることがあります。ここでは、代表的な2つのケースについて解説します。

外構(門柱など)に埋め込まれているタイプ

門柱やコンクリートの壁にインターフォンの玄関子機が埋め込まれている場合、交換作業はより複雑になります。

このタイプの交換費用が高くなる理由は、単に機器を交換するだけでなく、外構部分の加工作業が必要になるためです。既存の埋め込みスペースと新しいインターフォンのサイズが合わない場合、開口部を広げたり、逆に隙間を埋めたりする作業が発生します。材質がコンクリートやタイル、レンガなどの場合は、専門的な工具や技術が求められるため、左官工事やエクステリア工事の費用が別途加算されることもあります。

工事費の相場としては、通常の交換費用に加えて10,000円から40,000円程度の追加料金がかかる可能性があります。見積もりを取る際は、外構の補修費用まで含まれているかを確認することが不可欠です。

集合住宅(マンション・アパート)のインターフォン

賃貸物件や分譲マンションなどの集合住宅でインターフォンを交換する際は、まず管理会社や大家さんに連絡し、許可を得る必要があります。勝手に交換することはトラブルの原因となるため絶対に避けてください。

  • オートロックと連動していない場合各戸の玄関子機と室内の親機のみで完結しているタイプであれば、戸建て住宅と同じように交換が可能です。ただし、交換できる機種に制限がある場合や、管理規約で定められた業者に依頼する必要がある場合も考えられるため、事前の確認が大切です。
  • オートロックと連動している場合エントランスの集合玄関機と連動しているタイプのインターフォンは、個人で勝手に交換することはできません。システム全体に関わるため、故障した場合は管理組合や管理会社を通じて、専門の業者に修理や交換を依頼するのが一般的です。費用負担についても、専有部分か共用部分かによって異なるため、管理規約を確認する必要があります。

このように、特殊なケースでは追加の作業や事前の確認事項が多くなります。ご自身の状況を正確に把握し、適切な手順で交換を進めることが求められます。

インターホンは自分で交換できますか?

インターフォンの交換費用を少しでも抑えたいと考えたとき、「自分で交換できないか?」という疑問が浮かぶかもしれません。

結論から言うと、交換するインターフォンの種類によっては、DIYでの交換が可能です。

しかし、全てのタイプを自分で交換できるわけではなく、専門的な資格が必要なケースも存在します。

DIYで交換が可能なインターフォンの種類

自分で交換できるのは、配線工事が不要なタイプに限られます。具体的には以下の2種類です。

  1. ワイヤレス式インターフォン玄関子機と室内親機が無線で通信するタイプです。子機は電池式が多く、親機はコンセントに挿すか充電式のため、電気配線を触る必要がありません。最も手軽に設置できるタイプです。
  2. 電源コード式インターフォン室内親機の電源を、近くのコンセントから取るタイプです。玄関子機と親機の間は既存のチャイム用配線などを利用しますが、電源の接続はコンセントにプラグを挿すだけなので、特別な資格は不要です。

資格が必要でDIYが不可能なケース

以下のタイプのインターフォン交換は、「電気工事士」の資格がなければ行うことが法律で禁止されています。無資格での作業は、火災や感電事故の原因となるだけでなく、罰則の対象にもなるため絶対に行わないでください。

  • 電源直結式インターフォン室内親機の電源を、壁の中にある家庭用電源(100V)に直接接続するタイプです。この配線を触る作業は、電気工事士でなければできません。多くのテレビドアホンはこのタイプに該当します。

要するに、交換作業に「屋内の電気配線を直接触る工程」が含まれるかどうかで、DIYの可否が決まります。製品の取扱説明書やパッケージに「要電気工事士資格」といった記載がある場合は、必ず専門業者に依頼しましょう。安全性を最優先し、自分の判断で無理な作業は行わないことが肝心です。

インターフォン交換費用と選び方!どこに頼むべき?

インターフォン交換費用と選び方!どこに頼むべき?

  • インターフォン交換diyのメリットと注意点
  • インターホン交換を自分で行う場合の手順
  • 業者へのインターホン交換はどこに頼むべきか
  • 店舗でのインターホン交換はどこに頼む?
  • ヤマダ電機やコーナンなど料金を比較

インターフォン交換diyのメリットと注意点

前述の通り、ワイヤレス式や電源コード式のインターフォンであれば、DIYでの交換が可能です。業者に依頼する前に、自分で交換する場合のメリットと注意点を把握し、自分にとって最適な方法かを見極めましょう。

メリット:工事費の節約

DIYで交換する最大のメリットは、業者に支払う工事費を節約できる点にあります。通常5,000円から20,000円程度かかる工事費が不要になるため、費用はインターフォン本体の価格だけで済みます。少しでも出費を抑えたい方にとっては、非常に魅力的な選択肢と考えられます。

注意点:リスクと自己責任

一方で、DIYにはいくつかの注意点やリスクが伴います。これらを十分に理解した上で作業に臨むことが不可欠です。

  • 失敗のリスク配線の接続を間違えたり、機器を落下させて破損させたりする可能性があります。もし失敗して機器が故障してしまった場合、保証の対象外となり、結局新しいものを買い直すなど、かえって費用が高くつくこともあり得ます。
  • 適切な機種選びの難しさ現在の設備状況(配線の有無や種類など)を正しく理解し、適合する機種を選ばないと、購入したものが取り付けられないという事態に陥ります。
  • 時間と手間がかかる慣れない作業のため、思った以上に時間がかかることがあります。また、必要な工具を揃える手間も発生します。
  • 安全への配慮たとえ資格が不要な作業であっても、電気製品を扱うことには変わりありません。作業前には必ずブレーカーを落とすなど、安全対策を徹底する必要があります。

これらの点を踏まえると、DIYは費用を抑えられる可能性がある一方で、全て自己責任で行う必要があると理解しておくべきです。少しでも不安がある方や、確実・安全に交換を終えたい方は、専門の業者に依頼するのが賢明な選択と言えるでしょう。

インターホン交換を自分で行う場合の手順

ワイヤレス式や電源コード式のインターフォンを自分で交換する際の、基本的な手順を解説します。作業を始める前には、必ず購入した製品の取扱説明書をよく読み、内容を理解してください。

必要な工具

  • プラスドライバー、マイナスドライバー
  • ニッパー(配線を加工する場合)
  • 取扱説明書

交換手順(電源コード式の例)

  1. 安全確保:ブレーカーを落とす感電防止のため、作業を始める前に必ずインターフォンに関連する回路のブレーカーを落としてください。どのブレーカーか分からない場合は、家全体の主幹ブレーカーを落とすと確実です。
  2. 既存の室内親機の取り外しまず、室内にある古い親機を取り外します。多くは壁の取り付け金具に引っかかっているだけなので、本体を少し上に持ち上げて手前に引くと外れます。本体の裏に接続されている配線を、ドライバーを使って端子から慎重に取り外します。
  3. 既存の玄関子機の取り外し次に、玄関にある古い子機を取り外します。通常、本体下部や側面にあるネジを緩めるとカバーが外れ、中のネジを外すことで壁から取り外せます。室内親機と同様に、接続されている配線を端子から外します。
  4. 新しい玄関子機の取り付け取り外した時と逆の手順で、新しい玄関子機を取り付けます。古い子機から外した配線を、新しい子機の指定された端子にドライバーでしっかりと接続します。その後、本体を壁にネジで固定します。
  5. 新しい室内親機の取り付け壁に取り付けられている金具が新しい親機と適合しない場合は、付属の新しい金具に交換します。玄関子機から伸びている配線を、新しい親機の指定端子に接続し、本体を壁の金具に取り付けます。最後に、親機の電源コードをコンセントに差し込みます。
  6. 動作確認全ての取り付けが完了したら、落としていたブレーカーを上げます。玄関子機の呼び出しボタンを押し、室内親機が正常に鳴り、通話や映像が問題なく機能するかを確認します。問題がなければ作業は完了です。

以上の手順はあくまで一例です。機種によって細かい部分は異なるため、必ず製品付属の取扱説明書を正として作業を進めてください。

業者へのインターホン交換はどこに頼むべきか

DIYが難しい電源直結式の交換や、作業に不安がある場合は、専門の業者に依頼することになります。インターフォンの交換を依頼できる業者はいくつかあり、それぞれに特徴があります。代表的な依頼先とそのメリット・デメリットを理解し、自分に合った業者を選びましょう。

電気工事店・町の電気屋さん

電気工事を専門とする業者です。インターフォン交換はまさに専門分野であり、高い技術力と豊富な知識が期待できます。

  • メリット:電源直結式や配線工事など、複雑な作業でも安心して任せられます。地域に密着した店舗であれば、フットワークが軽く、アフターフォローも丁寧な場合があります。
  • デメリット:どこに頼めば良いか見つけにくいことがあります。インターネットの比較サイトを利用したり、地域の情報を調べたりする必要があります。

リフォーム会社

住宅全体の改修を手掛ける会社です。玄関周りのリフォームや外壁工事など、他の工事と合わせてインターフォンを交換したい場合に適しています。

  • メリット:他の工事とまとめて依頼できるため、打ち合わせの手間が省け、デザインの統一感も出しやすいです。
  • デメリット:インターフォン交換単体で依頼すると割高になる可能性があります。また、実際の工事は下請けの電気工事店が行うことが多く、中間マージンが発生することもあります。

インターネットの専門業者比較サイト

「くらしのマーケット」や「ミツモア」のように、インターネット上で複数の業者を比較し、見積もりを依頼できるサービスです。

  • メリット:複数の業者の料金や口コミを簡単に比較でき、最も条件の良い業者を選べます。相見積もりが手軽に取れるため、適正価格を把握しやすいです。
  • デメリット:登録されている業者の質は様々なので、口コミや実績をしっかり確認して慎重に選ぶ必要があります。

これらの選択肢の中から、ご自身の状況(工事の複雑さ、他のリフォームの有無、価格と品質のバランスなど)に応じて最適な依頼先を検討することが、満足のいく交換につながる鍵となります。

店舗でのインターホン交換はどこに頼む?

製品の購入と工事依頼を手軽に済ませたい場合、家電量販店やホームセンターが選択肢となります。店頭で実物を見ながら製品を選び、その場で工事の申し込みまで完結できるのが大きな魅力です。

家電量販店(ヤマダ電機、ケーズデンキなど)

多くの家電量販店では、インターフォンの販売と合わせて取り付け工事サービスを提供しています。

  • メリット:製品の品揃えが豊富で、専門知識を持つ店員に相談しながら機種を選べます。店舗独自のポイント還元や長期保証サービスが利用できる場合があるのも利点です。購入から工事手配までワンストップで済むため、手間がかかりません。
  • デメリット:実際の工事は提携している下請け業者が行うことがほとんどです。そのため、担当する業者によって技術力や対応にばらつきが出る可能性があります。また、配線工事などの複雑な作業は対応できなかったり、追加料金が割高になったりするケースも見られます。

ホームセンター(コーナン、カインズなど)

ホームセンターでも、インターフォンの交換サービスを受け付けている店舗が増えています。

  • メリット:DIY用品など他の買い物と合わせて検討できます。比較的安価なモデルの取り扱いが多く、工事費も分かりやすく設定されていることが多いです。
  • デメリット:家電量販店と同様に、工事は下請け業者が担当します。また、店員の専門知識は家電量販店に比べて限定的な場合があり、詳細な機能比較や相談には向かないかもしれません。対応エリアが限られていることもあるため、事前に確認が必要です。

要するに、店舗での依頼は「手軽さ」が最大のメリットです。既存のインターフォンから配線工事不要で交換するような、比較的簡単なケースであれば非常に便利な選択肢と言えます。しかし、工事の品質や複雑な作業への対応力を重視する場合は、電気工事店などの専門業者と比較検討することが望ましいでしょう。

ヤマダ電機やコーナンなど料金を比較

インターフォン交換を家電量販店やホームセンターに依頼する場合、気になるのが具体的な工事費用です。ここでは、主要な店舗の基本的な取り付け工事費の目安を比較します。

ただし、これらの料金はあくまで「既存の配線を流用できる基本的な交換作業」の費用です。配線の引き直しや特殊な加工作業が必要な場合は、別途追加料金が発生します。また、料金は店舗や時期によって変動する可能性があるため、依頼前には必ず最新の情報を各店舗にご確認ください。

店舗名 基本工事費(目安) 備考
ヤマダ電機 要見積もり 本体購入とセットで依頼。出張費などがかかる場合がある。
ケーズデンキ 9,900円~ 新規設置(配線20mまで)の場合。交換のみは要確認。
エディオン 要見積もり 公式サイトに記載なし。店舗での確認が必要。
ビックカメラ 4,400円~ 出張費や追加工事費が別途かかる場合がある。
ジョーシン 4,400円~ 配線工事が必要な場合は6,800円~。
コーナン 8,800円~ インターホン本体の価格は別途必要。
カインズ 4,000円~ 店舗により異なる可能性がある。通販サイトでの確認も推奨。

 

料金比較のポイント

表を見ると、基本工事費には4,000円台から9,000円台まで幅があることが分かります。しかし、最も重要なのは「総額でいくらかかるか」という点です。

  • 出張費の有無:基本料金が安くても、別途出張費が加算されると総額では高くなることがあります。対応エリアと合わせて確認が必要です。
  • 追加工事の料金体系:配線工事や壁の穴あけなど、追加で発生する可能性のある作業の料金が明確になっているかを確認しましょう。
  • 本体価格との合計:最終的には「インターフォン本体価格+工事費総額」で比較検討することが大切です。店舗によっては、特定の商品と工事をセットにしたキャンペーンを行っている場合もあります。

これらのことから、単純な基本工事費だけで判断せず、ご自身の状況を伝えた上で、複数の店舗から総額での見積もりを取ることが、最も賢明な比較方法と言えるでしょう。

インターフォン交換費用や業者の探し方:総括

この記事では、インターフォンの交換費用に関する様々な情報を提供してきました。最後に、納得のいく価格で満足のいく交換を実現するための重要なポイントをまとめます。

  • 交換費用の総額は本体価格と工事費で決まる
  • 一般的な相場は1.5万円から6万円程度が目安となる
  • 配線工事が不要な場合は費用を抑えられる
  • チャイムからの交換は配線工事費が追加されることが多い
  • インターホンの寿命は約10年から15年が交換のサイン
  • 電源直結タイプの交換には電気工事士の資格が必須
  • DIYが可能なのはワイヤレス式か電源コード式のみ
  • DIYは失敗リスクや保証対象外になる点を理解する
  • 依頼先には電気工事店、リフォーム会社、店舗などがある
  • 専門性なら電気工事店、手軽さなら家電量販店やホームセンター
  • 家電量販店などの工事は提携業者が行うケースがほとんど
  • 依頼前には必ず複数の業者から相見積もりを取る
  • 見積書は総額だけでなく内訳を細かく確認することが大切
  • 自分に必要な機能を見極めて本体価格を抑えるのも一手
  • 自治体によっては防犯設備として補助金制度が利用できる場合がある

-DIY