冬本番、廊下が寒い!と対策にお悩みではありませんか。
リビングは暖かいのに一歩廊下に出ると極寒…という環境は、単に不快なだけでなく、実は廊下の寒さを放置するリスクとして健康面でも大きな問題をはらんでいます。本記事では、今日からできる手軽な方法から根本的な解決策まで、おすすめの対策7選を徹底解説します。
ヒーターや暖房の効果的な使い方から、電気代をかけずに実践できる寒さ対策やカーテンの活用法まで幅広く網羅しました。よくある「暖房なしで室温を上げる方法はありますか?」という疑問にも、建築的な観点からお答えします。
住まいがマンションや一軒家のどちらであっても、それぞれの構造的弱点に適した寒さ対策や玄関や廊下の寒さ対策が必要です。
また、多くの方が検討する廊下の寒さ対策にカーペットやマットを敷く効果は?有効?といった疑問の解消や、機能性とデザインを兼ね備えたおすすめのインテリアアイテム5選、そして100均・ダイソー・セリアで揃う便利グッズを使った断熱DIYも紹介します。
たとえ新築なのに廊下が寒いという状況でも、諦める必要はありません。この記事を読めば、あなたの家に最適な寒さ対策が必ず見つかります。
- 廊下の寒さが引き起こす「ヒートショック」などの健康リスクと原因
- マンションと戸建て、それぞれの構造特性に合わせた具体的な防寒対策
- 100均グッズやDIYで手軽に冷気を遮断するテクニック
- 最も効果的かつ根本的に解決する「内窓設置」のメリットと補助金活用
目次
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廊下が寒い!対策の基本と原因を知ろう
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- 廊下の寒さを放置するリスク
- 新築なのに廊下が寒い原因とは
- 寒さ対策はマンションと一軒家では違う?
- 暖房なしで室温を上げる方法はありますか?
廊下の寒さを放置するリスク
廊下の寒さを「ただ寒いだけだから我慢すればいい」と軽く考えてはいけません。
実は、家の中での極端な温度差は、居住者の体に想像以上の負担をかける要因となります。特に冬場に注意が必要なのが、暖かいリビングや布団の中から、寒い廊下やトイレへ移動した際に起こる急激な温度変化です。
命に関わる「ヒートショック」に注意
急激な温度変化によって血圧が大きく上下し、失神や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こす健康被害を「ヒートショック」と呼びます。入浴中の事故が注目されがちですが、温かい部屋から寒い廊下へ出た瞬間も、血管が収縮し血圧が急上昇するため、非常にリスクが高い場面です。
消費者庁のデータによると、高齢者の「不慮の溺死及び溺水」による死亡者数は交通事故死亡者数よりも多く、その背景にはヒートショックの影響が強いと考えられています。
廊下の寒さを放置することは、ご自身だけでなく、ご家族、特に高齢者の命に関わるリスクを高めることにもつながりかねません。快適性だけでなく、家族の安全な暮らしを守るためにも、温度差のバリアフリー化は必須です。
(出典:消費者庁「冬季に多発する入浴中の事故にご注意ください!」)
新築なのに廊下が寒い原因とは
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「最新の設備を入れた新築の家なのに、なぜか廊下が寒い」と疑問に思う方は少なくありません。実は、高気密高断熱を謳う最新の住宅であっても、設計上の理由や空気の性質によって廊下が冷え込む構造的な原因が存在します。
最近の家は魔法瓶のように暖かいはずじゃなかったの?どうして廊下だけ極寒なの?
主な原因として、以下の3点が挙げられます。
- コールドドラフト現象断熱性能が良い家でも、窓ガラスの表面温度は外気の影響で下がります。窓で冷やされた空気は重くなって下降し、床を伝って部屋全体や廊下に広がる現象(コールドドラフト)が発生します。廊下に窓がある場合、そこが強力な冷気の発生源となっているケースが多く見られます。
- 玄関からの冷気侵入と換気システム現在の住宅には24時間換気システムの設置が義務付けられていますが、給気口から入る冷たい外気や、断熱性が比較的低い玄関ドアからの冷気が、空気の通り道である廊下に集まりやすい傾向があります。
- 断熱材の施工優先順位リビングなどの長時間過ごす居室は断熱材や高機能サッシが手厚く施工されていても、廊下や玄関周りは「移動するための空間」として優先順位が低く、断熱設計が手薄になっている場合があります。
このように、廊下は家の中で最も冷気が溜まりやすく、暖房設備の恩恵も受けにくい「熱の死角」になりやすい場所なのです。
寒さ対策はマンションと一軒家では違う?
寒さ対策を考える際、お住まいが鉄筋コンクリート造のマンションか、木造など一軒家かによって、寒さの質と有効なアプローチが全く異なります。
それぞれの建物の特徴を理解して、適切な方法を選びましょう。
| 項目 | マンションの場合 | 一軒家(戸建て)の場合 |
|---|---|---|
| 寒さの主な原因 |
|
|
| 対策のポイント | 気密性は比較的高いため、玄関ドアの隙間埋めや、窓の断熱性を高める内窓設置が非常に効果的です。ただし、共用部(ドア外側やサッシ外側)の規約に注意が必要です。 | 床下の断熱リフォームや、家全体の窓断熱強化が必要です。DIYの自由度が高いため、床下に断熱材を追加したり、窓にプラダンを貼るなどの工夫もしやすいです。 |
マンションでは特に「玄関側からの冷気の遮断」が重要であり、一軒家では「床下からの底冷え対策」が快適さを左右します。住居形態に合わせたピンポイントな対策を行うことが、効率よく暖かさを手に入れる近道です。
暖房なしで室温を上げる方法はありますか?
電気代が高騰する中、できれば暖房器具を使わずに室温を上げたいと考えるのは自然なことです。
物理的に熱源なしで温度を劇的に上げることは難しいですが、「今ある熱を逃がさない(保温)」ことと「体感温度を上げる」ことは工夫次第で十分に可能です。
暖房なしで快適にする3つの鉄則
- 遮熱・断熱(熱を逃がさない)冬場の暖房の熱の約6割は「窓」から流出すると言われています。窓や壁からの熱の流出を防ぐために、プチプチシートや断熱ボードを活用することが最も効果的です。
- 気密性の向上(冷気を入れない)築年数が経過した家では、目に見えない隙間から暖かい空気が逃げ、冷たい空気が入ってきています。隙間テープなどでドアや窓の隙間を徹底的に塞ぎ、空気の出入りを遮断します。
- 素材の変更(体感温度を上げる)直接肌に触れる床材などを、フローリングからコルクやラグなど熱伝導率の低い素材に変えます。物理的な室温が同じでも、触れた瞬間の「ヒヤッ」をなくすだけで体感的な寒さは激減します。
これらの対策を組み合わせることで、暖房を使わずとも「寒くて耐えられない」状態から「過ごしやすい」環境を作り出すことは十分に可能です。次章からは、具体的なアイテムを使った実践的な対策を見ていきましょう。
(参考:YKK AP「窓の断熱リフォームがおすすめな理由」)
廊下が寒い時の対策と今すぐ解決しよう
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- 玄関や廊下おすすめの対策7選
- 寒さ対策にカーペットやマットを敷く効果は有効?
- 廊下の寒さ対策にカーテンを活用する方法
- 廊下が寒いならヒーターや暖房を導入しよう
- 100均・ダイソー・セリアで揃う防寒グッズ
- おすすめのインテリアアイテムで寒さ対策
- 廊下の断熱DIYより内窓設置がおすすめ
- よくある質問(FAQ)をわかりやすく解説
玄関や廊下おすすめの対策7選
廊下の寒さを解消するためには、単に暖房を入れるだけでなく、「冷気の侵入を防ぐ」「熱を逃がさない」「空気を循環させる」という3つのアプローチを組み合わせることが重要です。
ここでは、即効性のある手軽なグッズから、根本的に寒さを解決するリフォームまで、効果の高い手段を7つ厳選しました。ご自宅の予算や構造(マンション・戸建て)に合わせて、最適な対策を導入してください。
カーペット・ラグの敷設(床からの底冷え防止)
冷たい空気は下に溜まる性質があるため、フローリングの冷たさは体感温度を著しく下げます。厚手のカーペットやシャギーラグを敷くことで、床下からの冷気(伝導熱)を遮断し、足元の暖かさを守ります。
【プロのひと工夫】
ラグの下に、100均やホームセンターで購入できる「アルミ断熱シート」を一枚挟んでください。熱を反射する効果が加わり、保温性が劇的に向上します。
カーテン・間仕切りの設置(冷気の物理的遮断)
玄関と廊下が繋がっている間取りや、リビング階段がある場合、そこは冷気の通り道です。突っ張り棒などを利用して厚手のカーテンやロールスクリーンを設置し、空間を区切る(ゾーニングする)ことで冷気の流入を物理的にブロックします。
【ポイント】
カーテンの裾は「床に引きずるくらいの長さ」に設定しましょう。床との隙間が少しでもあると、そこから冷気が流れ込んで効果が半減してしまいます。
隙間テープの活用(気密性の向上)
築年数が経った家や建付けの悪いドアからは、目に見えない隙間風が入ってきています。玄関ドアの四方や窓サッシの合わせ目に「隙間テープ」を貼ることで気密性を高め、外気の侵入を防ぎます。
手をかざして冷たさを感じる場所を特定し、場所に応じて「スポンジタイプ(圧縮できる)」や「モヘアタイプ(滑りが良い)」を使い分けるのがコツです。
断熱シートの貼り付け(窓の断熱強化)
廊下の寒さの主原因の一つは、窓ガラスからの放射冷却です。窓ガラスに「エアキャップ(プチプチ)」や専用の断熱シートを貼ることで、ガラス面と部屋の間に空気の層を作り、熱が奪われるのを防ぎます。
最近では水だけで貼れて剥がし跡が残らないタイプや、結露防止機能を兼ね備えたデザイン性の高いシートも販売されています。
小型ヒーターの設置(スポット暖房)
断熱対策をしても寒い場合は、積極的な熱源の導入が必要です。ただし、滞在時間が短い廊下には、部屋全体を温めるエアコンよりも、スイッチを入れてすぐに温風が出る「セラミックファンヒーター」が適しています。
「人感センサー付き」のモデルを選べば、通る時だけ自動でONになり、消し忘れ防止と節電対策を両立できます。
サーキュレーターの活用(暖気の循環)
リビングが暖かいのに廊下が寒い場合、リビングの暖気を廊下へ送り込むのも有効です。サーキュレーターをリビングのドア付近に置き、廊下に向けて風を送ることで温度差を緩和します。
完全に均一にするのは難しいですが、極端な温度差を減らすことでヒートショックのリスクを下げることができます。
内窓(二重窓)の設置(最強の根本解決策)
既存の窓の内側にもう一つ窓を取り付けて「二重窓」にするリフォームです。窓と窓の間に大きな空気層が生まれ、魔法瓶のような断熱効果を発揮します。
他のDIY対策とは比較にならないほど効果が高く、寒さだけでなく「結露」や「騒音」も同時に解決できるのが最大の特徴です。補助金制度の対象になることも多いため、持ち家の方には最もおすすめの選択肢です。
寒さ対策にカーペットやマットを敷く効果は有効?
結論から申し上げますと、床へのカーペットやマットの設置は非常に有効であり、即効性のある対策です。
特に一般的な合板フローリングの廊下は、断熱性が低く熱伝導率が高いため、足裏の熱を急速に奪い、体感温度を下げる大きな要因となります。
素材選びが重要です
ただ薄い布を敷くだけでは効果は限定的です。厚みのあるシャギーラグや、裏面にアルミ加工などの断熱処理が施されているものを選びましょう。また、コルクマットは素材内部に無数の気泡を含んでいるため天然の断熱材として機能し、非常におすすめの素材です。
さらに効果を高める裏技として、カーペットの下に100均やホームセンターで買えるアルミ製の「断熱シート」を一枚挟むことをおすすめします。これにより床下からの冷気を反射し、足元の暖かさを逃がしません。「底冷え」を感じる場合は、まずこの対策から始めてみてください。
廊下の寒さ対策にカーテンを活用する方法
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「廊下と玄関が一直線に繋がっている」「リビング階段から冷気が降りてくる」といった間取りの場合、カーテンやロールスクリーンでの間仕切りが驚くほど効果を発揮します。
- 玄関前の対策突っ張り棒などを利用して、玄関ホールと廊下の境界に厚手のカーテンやのれんを吊るします。これにより、玄関ドアの開閉時に入り込む冷気や、ドア自体から伝わる冷気が居住スペースへ流れ込むのを物理的にブロックします。
- 階段口の対策2階で冷やされた空気は重くなり、階段を伝って1階の廊下へ降りてきます(コールドドラフト)。これを防ぐため、階段の登り口または降り口にカーテンを設置します。ポイントは「床まで届く長めのカーテン」にすることです。隙間があると、そこから冷気が漏れ出してしまいます。
使用するカーテンは、裏地付きや遮熱・断熱機能が付いた厚手のタイプを選ぶと、より高い防寒効果が期待できます。採光を気にする場合は、ビニール製の透明な断熱カーテンライナーを使用すれば、明るさを損なわずに冷気を防ぐことも可能です。
廊下が寒いならヒーターや暖房を導入しよう
断熱対策だけではどうしても寒さが解消されない場合、積極的な暖房器具の導入を検討しましょう。ただし、廊下は長時間過ごす場所ではないため、リビングと同じ暖房選びでは効率が悪くなります。
| 暖房器具の種類 | 特徴とおすすめ理由 |
|---|---|
| セラミックファンヒーター | 【おすすめ度:◎】スイッチを入れて数秒で温風が出る速暖性が魅力です。灯油を使わず電気のみで稼働するため空気も汚れにくく、コンパクトで場所を取りません。 |
| 人感センサー付きヒーター | 【おすすめ度:◎】人が通る時だけ自動で作動し、いなくなると停止します。廊下のような通過するだけの場所には最適で、電気代の無駄がなく、消し忘れの心配もありません。 |
| オイルヒーター | 【おすすめ度:△】空気や壁をじんわり暖める輻射熱を利用しますが、部屋全体が暖まるまでに時間がかかります。短時間の滞在が多い廊下では、効果を実感しにくい場合があります。 |
廊下用の暖房には、「速暖性」と「安全性」を最優先して選ぶのが正解です。
特に高齢者のヒートショック対策としては、脱衣所やトイレ付近にあらかじめ小型のヒーターを設置し、移動の数分前に温めておく運用が推奨されます。
100均・ダイソー・セリアで揃う防寒グッズ
コストをかけずにとにかく今すぐ対策したい場合、100円ショップ(ダイソー、セリア、キャンドゥなど)のアイテムが大活躍します。数百円で体感温度を変えられるDIYグッズとして人気です。
100均で買えるおすすめアイテムと活用法
- 隙間テープスポンジやモヘア(起毛)素材のものがあり、玄関ドアや窓サッシの隙間を埋めるのに最適です。手をかざして風を感じる場所に貼るだけで、冷気の侵入が止まります。
- 窓用バブルシート(プチプチ)窓ガラスに水で貼るタイプが多く、空気の層を作ることで断熱効果を手軽にアップできます。デザイン柄が入ったおしゃれなタイプも増えています。
- アルミ断熱シート本来はこたつの下などに敷くものですが、廊下のラグの下に敷くことで、床からの強力な冷気を反射・遮断します。
- 断熱カーテンライナー既存のカーテンレールに取り付けるビニール製のライナーです。カーテンと窓の間に空気層を作り、断熱性を高めます。
これらは安価で手軽に試せるため、本格的なリフォームをする前のお試し対策としてもおすすめです。
まずは100均グッズで冷気の侵入箇所を特定し、効果を確認してから本格的な製品を購入するというステップも賢い方法です。
おすすめのインテリアアイテムで寒さ対策
「寒さ対策はしたいけれど、生活感が出るのは嫌だ」という方へ。
廊下のインテリアをおしゃれに演出しながら、機能的に寒さを防ぐアイテムを紹介します。
- ロングパイルのシャギーラグ毛足が長く見た目も暖かで、毛の間に空気の層を作るため保温性が抜群です。廊下のアクセントカラーになるものを選べば、空間が一気に華やかになります。
- 北欧風タペストリー冷えた壁に飾ることで、壁面からの冷輻射(冷たさが伝わること)をわずかながら和らげます。また、視覚的な暖かさを演出する効果もあります。
- 間仕切りアコーディオンカーテン必要な時だけ冷気を遮断し、使わない時はたたんで壁際にスッキリ収納できます。最近ではファブリック調のおしゃれなデザインも増えています。
- ムートン調マット本物の羊毛やフェイクムートンは非常に高い保温性と吸湿性を持っています。ベンチや冷えやすい足元に置くことで、高級感のある寒さ対策になります。
- 暖色系のLED照明物理的な温度は変わりませんが、人間の感覚は色に影響されます。青白い昼光色よりも、オレンジ色の電球色の方が心理的な体感温度が高く感じられると言われています。
廊下の断熱DIYより内窓設置がおすすめ
ここまで隙間テープやシートなどのDIY対策を紹介してきましたが、「最も効果が高く」「根本的な解決になる」のは間違いなく内窓(二重窓)の設置です。
DIYでの対策はコストが安い反面、見た目が悪くなったり、耐久性が低く毎年張り替えが必要だったりとデメリットもあります。一方、内窓(インナーサッシ)は既存の窓の内側にもう一つ窓を取り付けるリフォームで、以下の圧倒的なメリットを生み出します。
内窓設置が最強である4つの理由
- 強力な断熱効果窓と窓の間に大きな空気層ができ、熱伝導を遮断します。魔法瓶と同じ原理で、外気をシャットアウトし、室内の暖気を逃がしません。
- 結露の防止冬場の悩みである窓の結露が劇的に減ります。これにより、カビやダニの発生も防ぎ、健康的な環境を維持できます。
- 防音効果気密性が高まるため、外の車の音などが聞こえにくくなり、図書館のような静かな環境が手に入ります。
- 施工の速さと手軽さ壁を壊すような大掛かりな工事は不要です。プロに依頼すれば、1窓あたり約1時間程度で工事が完了し、その日の夜から暖かさを実感できます。
さらに近年では、環境省の「先進的窓リノベ事業」など、窓の断熱リフォームに対して高額な補助金が出る制度が充実しています。
制度を上手く活用すれば、実質半額程度で設置できるケースもあります。「色々試したけれどやっぱり寒い」という方は、DIYで消耗する前に、内窓の設置を検討されることを強くおすすめします。
よくある質問(FAQ)をわかりやすく解説
廊下の寒さ対策に関して、多くの方が疑問に感じる点や、導入前のお悩みについてQ&A形式で回答します。対策を始める前の参考にしてください。
暖房器具を使わずに、廊下の室温を上げる方法はありますか?
物理的に熱源なしで気温を大幅に上げることは難しいですが、「今ある熱を逃がさない」ことと「体感温度を上げる」ことで、寒さを劇的に和らげることは可能です。
具体的には以下の3点が有効です。
- 窓の断熱:プチプチ(気泡緩衝材)や断熱ボードで窓からの冷気を遮断する。
- 床の保温:コルクマットやアルミシートをラグの下に敷き、底冷えを防ぐ。
- 隙間風対策:隙間テープで冷気の侵入経路を物理的に塞ぐ。
これらを徹底するだけで、「ヒヤッ」とする不快感は大きく軽減されます。
新築の高気密住宅なのに廊下だけ寒いのはなぜですか?欠陥でしょうか?
欠陥とは限りません。最新の住宅でも廊下が寒くなる主な原因は「コールドドラフト現象」と「24時間換気システム」です。
断熱性能が良い家でも、窓ガラス自体は外気で冷やされます。そこで冷やされた空気が重くなって床を這い、廊下に溜まるのがコールドドラフトです。また、換気システムの給気口から入る新鮮な(冷たい)外気が、空気の通り道である廊下に流れている可能性もあります。
この場合、窓に内窓を設置したり、冷気の降下を防ぐボードを置く対策が効果的です。
賃貸マンションに住んでいます。壁や床を傷つけずにできる対策は?
賃貸でも「原状回復」が可能な対策はたくさんあります。特におすすめなのは以下の方法です。
- 突っ張り棒カーテン:玄関と廊下の間に突っ張り棒で厚手のカーテンやのれんを吊るし、空間を仕切る。
- 水で貼る断熱シート:窓ガラスに糊を使わず、水だけで貼って剥がせるタイプの断熱シートを使用する。
- 置き型断熱ボード:窓の前に立てかけるだけのボードで冷気をブロックする。
特にカーテンによる「空間の間仕切り」は、ビス打ち不要で非常に高い効果が得られます。
廊下用にヒーターを買う場合、電気代を抑えるおすすめの機種は?
廊下は長時間滞在する場所ではないため、部屋全体を暖めるオイルヒーターやエアコンは効率が悪く、電気代も高くなりがちです。
おすすめは「人感センサー付きのセラミックファンヒーター」です。
- 速暖性:スイッチを入れて数秒で温風が出る。
- 省エネ:人がいる時だけ作動し、いなくなると自動で切れるため無駄がない。
トイレに行く際や帰宅時の「一瞬の寒さ」を防ぐには、このタイプが最もコストパフォーマンスに優れています。
サーキュレーターでリビングの暖気を廊下に送るのは効果的ですか?
はい、効果的です。ただし、置き方にコツがあります。
サーキュレーターはリビングの中(ドア付近)に置き、「廊下に向けて」風を送ってください。これにより、リビングの暖かい空気が廊下に押し出され、温度差が緩和されます。
逆に廊下からリビングに向けて置くと、冷たい空気がリビングに入り込み、足元が冷える原因になるため注意が必要です。
廊下が寒い時の対策は内窓で解決:まとめ
廊下の寒さは単なる不快感にとどまらず、家族の健康を守るためにも対策が必要な課題です。今回ご紹介した方法を整理しました。
- 廊下の寒さは「ヒートショック」などの重大な健康リスクにつながるため放置は危険
- 新築でも「コールドドラフト現象」や玄関からの冷気流入で廊下は冷え込むことがある
- マンションは玄関ドアや共用部側の窓、一軒家は床下や開口部からの冷気が主な原因
- 暖房なしで室温を上げるには「熱を逃がさない断熱」「冷気を入れない気密」「触れる素材」の3要素が鍵
- カーペットやマットは床からの熱伝導を防ぎ、体感温度を即座に上げるため非常に有効
- 玄関や階段前には厚手のカーテンや間仕切りを設置して冷気を物理的に遮断する
- ヒーターを導入するなら、速暖性の高いセラミックファンヒーターや人感センサー付きが推奨される
- 100均の隙間テープやバブルシートを使えば、低コストで手軽にDIY対策が可能
- シャギーラグや暖色系照明など、インテリアアイテムの工夫でも寒さは和らげられる
- 廊下寒さ対策として最も効果が高く、結露や騒音も解決できるのは「内窓(二重窓)」の設置
- 内窓リフォームは施工時間が短く、補助金を活用すれば費用を抑えて実施できる
- DIYで限界を感じたら、プロによる断熱リフォームを検討するのが解決への近道
- 家族全員が安心して快適に暮らすために、まずはできる対策から一つずつ始めてみましょう