こんにちは、e-MADOリフォーム代表の鈴木優樹です。
私は普段、内窓をはじめとした窓断熱リフォームに加えて、エアコン工事や住宅の電気工事も行っています。現場でよく感じるのは、「内窓が良さそうなのは分かるけど、自分の家に本当に必要なのか」「どの製品やガラスを選べばいいのか」「結局いくらかかるのか」が分からないまま、比較だけで疲れてしまう方がかなり多いことです。
内窓は、既存の窓を壊さず室内側へもう一つ窓を付けるリフォームです。
寒さや暑さ、結露、騒音など複数の悩みをまとめて改善しやすく、標準的な窓なら1か所30〜60分ほどで施工できることもあります。さらに2026年は、条件を満たせば国の「先進的窓リノベ2026事業」を活用できるため、費用面でも検討しやすい時期です。
この記事では、内窓がどんな感じのリフォームなのかという基本から、効果、費用、補助金、製品・ガラスの選び方、施工時の注意点まで現場目線でまとめます。自宅ならどこから進めるべきかを判断する材料にしてください。
この記事のポイント
- 内窓で期待できる断熱・結露・防音効果
- 内窓リフォームの費用と2026年の補助金
- 製品・ガラス・設置場所ごとの選び方
- 後悔しないための施工条件と注意点
内窓リフォームとは
まず知っておきたいのが、内窓は「今ある窓を交換する工事」ではないということです。既存の外窓を残し、その室内側に独立した窓を追加して二重窓にします。二重サッシ、インナーサッシ、樹脂内窓などと呼ばれることもありますが、住宅リフォームではほぼ同じ意味で使われています。
内窓とペアガラスの違い
内窓とペアガラスは混同されやすいのですが、構造が違います。ペアガラスは、1組のサッシに2枚のガラスを組み込んだもの。
一方で内窓は、外窓と内窓という独立した2組の窓を使います。つまり、外窓が単板ガラスでも、その内側にLow-E複層ガラス入りの内窓を追加するといった組み合わせができます。
| 比較項目 | 内窓 | ペアガラス |
|---|---|---|
| 構造 | 外窓と内窓の2組 | 1組のサッシに2枚のガラス |
| 開閉 | 基本的に2回 | 1回 |
| 空気層 | 窓と窓の間に大きく取れる | ガラス間に密閉層をつくる |
| リフォーム | 外窓を残して後付けしやすい | ガラス交換や窓交換が必要 |
内窓で効果が出る仕組み
内窓のポイントは、外窓と内窓の間に空気の層ができることです。さらに、現在の住宅用内窓は熱を伝えにくい樹脂枠が中心で、新しい窓を追加することで気密性も高めやすくなります。これによって、窓から逃げる暖房の熱や、外から入ってくる冷気・熱気、すき間を通る音を抑えやすくなります。
窓は住宅の中でも熱の出入りが大きい部分です。一定条件の住宅モデルでは、冬に暖房熱の58%が窓などの開口部から流出し、夏は外から入る熱の73%が開口部から流入するという試算もあります。
住宅の仕様や地域、方位で数字は変わりますが、窓断熱を優先する理由はここにあります。(出典:LIXIL「窓からの熱の流入出」)
内窓は「窓をもう1枚増やす」だけの工事に見えますが、実際には空気層・樹脂枠・気密性の3つを使って窓まわりの弱点を補うリフォームです。
内窓リフォーム、補助金が使えるなら使わないともったいないです。国の補助金だけじゃなく、市区町村によってはさらに補助金が出ることもあります。工事したあとにお金が戻ってくるので、使える地域ならかなりお得ですよ。「自分の住んでる地域は対象なの?」って方は、まずは気軽に聞いてください!
お隣さんは100万円もらっているかも?
あなたの家だけ「定価」でリフォームしますか?
正直にお伝えします。
窓の断熱リフォームは、「知っている人だけが得をして、知らない人は損をする」世界です。
国と県、そしてお住まいの地域。
これら3つの制度を賢く組み合わせれば、
自己負担は半額以下で済むケースも珍しくありません。
「計算が面倒くさい」
「自分の区や市町村で何が使えるか調べる時間がない」
「役所のホームページは難しくて読む気がしない」
そんな理由で、みすみす数十万円を捨てるのは
あまりに勿体ないです。
面倒な計算とプランニングは、
すべて「e-MADOリフォーム」に丸投げしてください。
あなたの家がもらえる補助金の「最大額」を
責任を持ってお見積りします。
※診断は完全無料
内窓でどんな感じに変わる
内窓の体感は住宅性能や窓の大きさ、方位、ガラスによって変わります。窓際の冷たさ、朝の結露、外からの生活音など、毎日の不快感を減らしやすいのが特徴です。
冬の寒さと夏の暑さ
冬は、暖房で温めた空気が窓から逃げにくくなり、外窓から伝わる冷気も室内側へ届きにくくなります。特に大きな掃き出し窓の近くで感じる、足元へ冷たい空気が流れ落ちるような「コールドドラフト」の軽減が期待できます。
夏も断熱には役立ちますが、ここはガラス選びが大事です。西日や強い日射が入る窓なら、Low-E複層ガラスの日射遮蔽型を検討すると暑さ対策につながります。
一方、冬の日差しを室内へ取り込みたい南面では、日射取得型が合う場合があります。内窓なら何でも同じではなく、窓の向きまで見て選ぶのがコツです。
結露は減るがゼロとは限らない
内窓を付けると、室内側にある内窓の表面温度が下がりにくくなるため、室内側の結露は減らしやすくなります。毎朝カーテンを開けたらガラスがびっしょり、という家では大きなメリットになりやすいです。
ただし、結露を完全になくす設備ではありません。室内の湿度が高い場合は内窓にも結露することがありますし、外窓側へ結露が残るケースもあります。内窓を半開きにすると湿った室内空気が窓と窓の間へ入り、むしろ外窓側で結露しやすくなるので、暖房中はきちんと閉めて使うのが基本です。
加湿器、室内干し、換気不足、開放型暖房器具などがある家では、内窓だけで結露対策を完結させないことが大切です。換気と除湿も一緒に考えてください。
防音は気密性が大切
内窓は防音目的でもよく選ばれます。自動車や電車、外の話し声、犬の鳴き声などは、窓のすき間を通って出入りするため、新しい内窓で気密性を高めると軽減しやすくなります。
室内のテレビや生活音が外へ漏れるのを抑えたい場合にも役立ちます。
ただ、重低音や大型車の振動、工事振動などは壁・床・天井からも伝わります。防音を最優先にするなら、単に「一番高いガラス」を選ぶのではなく、外窓と内窓の距離、ガラス厚、合わせガラスの必要性、換気口など別の音の通り道まで確認した方が失敗しにくいです。
冷暖房効率とペットの暮らし
私はエアコン工事も行っていますが、冷暖房を考えるうえで窓の断熱はかなり重要です。断熱性能が低いまま高性能なエアコンへ交換しても、つくった冷気や暖気が窓から逃げやすければ、設備の能力を十分に活かしきれません。
特に犬や猫と暮らしていて、夏や冬にエアコンを長時間運転する家庭では、内窓との相性がいいと感じます。内窓を付ければ必ず電気代が何円下がる、とまでは言えません。ですが、設定温度へ到達しやすくなったり、停止後の室温変化を緩やかにしたりすることで、空調の負担を減らせる可能性があります。
◆鈴木のワンポイントアドバイス
エアコンの効きが悪いと、すぐに「エアコンが古いから」と考えがちです。でも大きな掃き出し窓や出窓がある部屋では、窓側の断熱を変えた方が体感が変わることもあります。空調と窓は一緒に考えましょう。
内窓は本当に必要か
内窓がおすすめかどうかは、家全体ではなく「どの部屋の、どの窓に、何の悩みがあるか」で判断すると分かりやすいです。
全部の窓に付けることが正解とは限りません。反対に、1か所だけ付ければ十分とも限らないので、優先順位を決めることが大切です。
内窓がおすすめな家
内窓をおすすめしやすいのは、冬に窓際が冷える、結露が多い、夏の西日がつらい、道路や線路の音が気になるといった悩みがある家です。築年数が経ったアルミサッシ+単板ガラスの住宅では、窓の弱点が分かりやすいため、変化を感じやすいケースがあります。
また、リビングや寝室、子ども部屋、浴室・脱衣所など、長く過ごす場所や温度差が気になる場所から優先する方法もあります。
同じ部屋に窓が複数ある場合、1か所だけ施工すると未施工窓から冷気や音が入りやすいため、その部屋の窓をまとめて施工する方が効果を得やすいです。
内窓を急がない方がよいケース
外窓そのものに雨漏り、腐食、戸車不良、大きな歪みがある場合は、内窓を付ける前に外窓の修理や交換を検討した方がいいことがあります。内窓は外窓を残す工事なので、外窓の不具合そのものは直せません。
また、ベランダへ毎日何度も出入りする窓、雨戸やシャッターを頻繁に操作する窓では、開閉が2回になる手間を想像しておいた方がいいです。カーテンやブラインドと干渉する、窓台へ物を置けなくなる、ふかし枠で室内側へ張り出すといったこともあります。
◆鈴木のワンポイントアドバイス
「まず1枚だけ試したい」という考えもありです。ただ、同じ部屋に大きな窓が2〜3か所あるなら、1か所だけより部屋単位で考えた方が満足しやすいです。無料の現地調査では、窓数を増やすためではなく、どこまで施工すれば悩みが減りそうかを見ていくのが大事だと思っています。
内窓リフォームの費用
内窓の費用は、窓の大きさ、ガラス性能、製品、施工条件で変わります。一般的な市場の目安では、工事費込みで1窓5万〜15万円程度が中心で、大型の掃き出し窓や高性能ガラスでは20万円を超える場合もあります。
あくまで一般的な目安なので、最終的には現地採寸後の見積もりで確認してください。
窓サイズごとの費用目安
| 窓の例 | 工事費込みの目安 |
|---|---|
| トイレ・洗面所などの小窓 | 5万〜10万円 |
| 寝室などの腰高窓 | 8万〜15万円 |
| リビングの掃き出し窓 | 10万〜20万円 |
| 4〜6窓程度 | 30万〜80万円 |
見積もりは製品代だけでなく、施工費、ふかし枠、補強、撤去処分、カーテンレール移設などを含めて比べてください。
追加費用が出やすい工事
窓枠の奥行きが足りない場合に使う「ふかし枠」は、代表的な追加項目です。そのほか、下地補修、窓台の造作、カーテンレールの移設、特殊なコーナー窓や連窓、高所作業、大型ガラスの搬入などでも追加費用が出ることがあります。
内窓はどんな窓にも同じように付くわけではありません。最終的には現地で奥行き・歪み・干渉物・下地まで確認するのがおすすめです。
工事時間は1窓30〜60分が目安
標準的な窓なら、施工時間は1窓30〜60分程度が一般的な目安です。数窓なら半日、住宅全体でも半日〜1日程度で終わることがあります。壁を大きく壊すリフォームと比べると、生活への負担を抑えやすいのが内窓の魅力です。
ただし、これは取り付け作業の時間です。内窓は現地採寸後に製作するオーダー品が多いため、注文から施工日までは製品の納期が別にかかります。補助金を利用する場合は、納期だけでなく申請期限と予算状況も一緒に見ながら進めます。
内窓のおすすめな選び方
内窓選びでは、メーカー名だけで決めるより「何を改善したいか」を先に決めるのがおすすめです。寒さ、夏の日差し、防音、防犯、目隠しでは、選ぶガラスや窓種が変わります。製品の価格差だけでなく、目的に合っているかを優先してください。
断熱ならLow-E複層ガラス
寒さ対策を重視するなら、Low-E複層ガラスは有力な選択肢です。ガラスの間に空気層やガス層があり、特殊金属膜によって熱の移動を抑えます。2026年の国の補助金を利用する場合も、対象製品の性能区分によって補助額が変わるため、単純に一番安い仕様を選ぶより、補助後の実質負担まで比べる方が分かりやすいです。
夏の西日が厳しい窓なら日射遮蔽型、冬の日差しを活かしたい窓なら日射取得型というように、同じLow-Eでも使い分けます。家中すべて同じガラスにする必要はありません。
防音や防犯は専用ガラスも検討
道路沿いなどで防音を優先する場合は、合わせガラスや防音合わせガラスが候補になります。防犯を重視するなら、防犯合わせガラスやCPマーク付き製品などを確認します。なお、網入りガラスは防火や飛散防止を目的としたもので、防犯ガラスとは別物です。
ガラス性能を上げるほど重量も増えるため、大きな引違い窓では開閉が重く感じられることがあります。毎日の使いやすさと性能のバランスも大切です。
部屋と方位で仕様を変える
例えば、道路側の寝室なら防音、南側のリビングなら冬の日射取得、西側の部屋なら遮熱、浴室や洗面所なら断熱と目隠しというように、窓ごとに役割を分けると無駄が減ります。型板ガラスやフロスト系のガラスなら、光を入れながら外からの視線を抑えられるため、水回りにも向いています。
◆鈴木のワンポイントアドバイス
おすすめの内窓は家によって変わります。「人気だからこの製品」ではなく、窓の向きと悩みを1か所ずつ見て決める方が失敗しにくいです。特に補助金を使う年は、製品価格だけでなく補助額まで含めて比較してください。
主要メーカーの内窓を比較
2026年時点では、LIXIL、YKK AP、三協アルミ、大信工業、AGC、Panasonicなどが内窓を展開しています。窓種、奥行き、ガラス、色、防音性能、価格で選ぶのが現実的です。
LIXILインプラス
LIXILのインプラスは、樹脂製の内窓として知名度が高く、引違い窓、FIX窓、開き窓など幅広い窓へ対応しやすい製品です。ガラスや色の選択肢もあり、住宅全体をまとめて施工するときにもプランを組みやすいと感じます。
e-MADOリフォームの施工でも、Sグレードのインプラスを採用するケースがあります。窓の奥行きや既存ハンドルとの干渉を確認し、必要に応じてふかし枠や窓台造作まで考えます。
YKK APウチリモ内窓
YKK APでは、従来の「プラマードU」から「ウチリモ 内窓」へ移行が進み、2026年4月にフルラインアップされています。薄い取付面や持ち出し納まりを活かせるため、これまで奥行きの都合で内窓を諦めていた窓でも候補になる場合があります。
メーカー選びをもう少し細かく比較したい方は、LIXILとYKK APの内窓比較も参考にしてください。
防音重視なら内窓プラストも候補
大信工業の内窓プラストは、気密性や防音を重視する方から検討される製品です。ほかにも三協アルミのプラメイクEⅡ、AGCのまどまど、Panasonicの内窓など選択肢があります。
ただし、補助金を使う場合は「メーカー名が有名だから対象」という考え方ではありません。実際に採用する製品・ガラス・サイズが補助対象として登録されているか、性能証明書と型番まで確認します。
2026年の内窓補助金
2026年に内窓リフォームをするなら、国の「先進的窓リノベ2026事業」は必ず確認しておきたい制度です。対象製品と施工条件を満たせば、窓ごとに定額の補助を受けられます。住宅は1戸あたり最大100万円で、1申請あたりの合計補助額は5万円以上が条件です。
先進的窓リノベ2026の条件
対象となる内窓工事は、既存窓の内側へ新しい内窓を設置する工事、または既存内窓を新しい内窓へ交換する工事です。既存外窓の開口面から室内側50cm以内に、開口面と平行に設置する必要があります。
また、補助対象として登録された製品を使い、登録された窓リノベ事業者と工事請負契約を結び、事業者側が申請します。一般の方が自分で直接申請する制度ではありません。工事前写真も重要なので、補助金を使うつもりなら施工前に勝手に工事を進めないでください。(出典:先進的窓リノベ2026事業「内窓設置」)
2026年8月27日0時時点の公式公表では、予算に対する補助金申請額の割合は19%でした。申請期限前でも予算上限に達すると受付終了となるため、利用する場合は早めの準備がおすすめです。
戸建住宅の内窓補助額
戸建住宅の内窓補助額は、性能区分と窓サイズで決まります。以下は2026年制度の1窓あたりの補助額です。
| 性能区分 | 特大 | 大 | 中 | 小 |
|---|---|---|---|---|
| P(SS)・Uw1.1以下 | 140,000円 | 89,000円 | 58,000円 | 36,000円 |
| S・Uw1.5以下 | 76,000円 | 52,000円 | 34,000円 | 22,000円 |
集合住宅では補助額が異なり、P(SS)なら特大152,000円、大98,000円、中64,000円、小40,000円、Sなら特大83,000円、大57,000円、中37,000円、小24,000円です。
補助金が入るまでの実例
補助金は工事日にその場で振り込まれるわけではありません。直近のe-MADOリフォームのお客様では、7月1日に工事を行い、7月7日に窓リノベ事業の交付申請、7月15日に審査後の交付決定通知、その後8月末に補助金交付という流れで進みました。
e-MADOリフォーム直近事例
工事日:7月1日
交付申請日:7月7日
交付決定通知:7月15日
補助金交付:8月末
これはあくまで一つの実例で、すべての申請が同じ日数で進むわけではありません。審査状況や書類の内容によって変わるため、資金計画では余裕を持って考えてください。
内窓リフォームは、国や市区町村の補助金をうまく活用すると、工事費用の40%ほどが戻ってくることもあります!
これはかなりお得ですね。
「自分の住んでる地域でも補助金は使える?」という方は、まずは気軽に相談してください!
千葉県と東京都の補助制度
国の制度以外に、自治体独自の補助金を使える地域もあります。千葉県内では市区町村によって制度の有無、対象工事、申請時期、施工業者の条件が違います。国の補助金と併用できる場合でも、国の補助額を差し引いた経費を基準に計算するケースがあるため、単純に両方の上限額を足せるとは限りません。
千葉県内で検討している方は、千葉県の内窓補助金2026年最新ガイドで地域別の制度を確認してください。
東京都では、高断熱窓改修を対象とした都の助成制度があり、国の制度と併用できる場合があります。ただし申請順序や対象経費の考え方があるため、契約前に制度を確認するのが安全です。東京都で工事する方は、内窓補助金と東京都助成の併用方法も合わせて確認してください。
設置条件と後悔しないコツ
内窓は短工期ですが、採寸と下地確認がかなり重要です。数ミリ単位で製作するオーダー品なので、窓枠の歪みや奥行き、既存ハンドル、カーテンレールなどを事前に確認します。ここを飛ばすと、開かない、閉まらない、干渉する、見た目が悪いといった後悔につながります。
窓枠の奥行きを確認する
LIXILインプラスの例では、標準的な必要奥行きは引違い窓で70mm以上、開き窓・FIX窓で55mm以上が一つの目安です。奥行きが足りない場合でも、ふかし枠を使って室内側へ設置面を延長できる場合があります。
ただし、ふかし枠を付ければ必ず解決するわけではありません。
下地の強度、カーテンボックス、エアコン、棚、手すりなどとの干渉も見ます。既存の窓枠が腐っている、ぐらつく、大きく歪んでいる場合は、先に補修が必要です。
出窓や特殊窓は現地確認が必要
出窓にも内窓を付けられるケースはあります。ただし、出窓の形状や設置位置によっては補助金の対象外になることがあります。先進的窓リノベ2026では、既存外窓の開口面から室内側50cm以内で平行に設置することが条件なので、出窓の奥側へ無理に付けるプランは注意が必要です。
上げ下げ窓やすべり出し窓では、外窓と同じ開き方の内窓にするとは限りません。外窓の動きを邪魔しないよう、内開き窓やFIX窓を使う場合があります。天窓、内倒し窓、回転窓、窓用エアコン付きの窓などは設置が難しいこともあります。
マンションは管理規約を確認
分譲マンションでも内窓は採用しやすいリフォームです。既存サッシや窓ガラスは共用部分として扱われることが多い一方、室内側へ追加する内窓は専有部工事として扱われることがあります。
とはいえ、管理規約はマンションごとに違います。管理組合への申請、工事時間、搬入経路、養生、非常用進入口、ビス留めの可否などを工事前に確認してください。賃貸住宅では所有者や管理会社の許可が必要です。
熱割れと外窓結露に注意
既存外窓が網入りガラスで、強い日射を受ける窓へLow-Eガラスの内窓を付ける場合などは、熱割れリスクの確認が必要です。ガラスにフィルムを貼っている、家具やクッションを立てかけている、カーテンが密着しているといった条件でも温度差が大きくなる場合があります。
また、内窓を付けた後に外窓側へ結露が残ることはあります。これは「内窓が失敗した」と即断するのではなく、内窓の閉め方、室内湿度、換気、外窓の気密性まで見て原因を考えます。
内窓は万能ではありません。外窓の劣化、壁や床から伝わる寒さ、建物全体を通る重低音まで、内窓だけですべて解決できるわけではないことは覚えておいてください。
実際の内窓施工はこんな感じ
文章だけでは仕上がりを想像しにくいと思うので、e-MADOリフォームで実際に施工した例を紹介します。
内窓は「窓が二重になって圧迫感が出そう」と心配される方もいますが、既存の内装に近い色を選ぶことで、かなり自然に納まります。
出窓へインプラスを設置
船橋市Y様邸では、冬の結露と冷気にお悩みだったリビングの出窓へ内窓を設置しました。出窓は奥行きや形状の確認が重要で、正面だけでなく側面の窓も含めて納まりを考えます。
![]()
船橋市Y様邸|冬の結露と冷気にお悩みだったリビングの出窓(施工前)
![]()
船橋市Y様邸|リビングの出窓へ内窓インプラス(Sグレード・ニュートラルウッドG)を設置(施工後)
上げ下げ窓は開き窓で対応
キッチン横の上げ下げ窓では、外窓の動きや室内側の使い方を確認し、インプラスの開き窓タイプを設置しました。既存窓と同じ種類にこだわらず、干渉しにくく日常的に使いやすい窓種を選ぶのがポイントです。
![]()
船橋市Y様邸|キッチン横にある上げ下げ窓の施工前
![]()
船橋市Y様邸|LIXILインプラス開き窓(Sグレード・ニュートラルウッドG)を設置(施工後)
掃き出し窓は体感差が出やすい
リビングの大きな掃き出し窓は面積が大きいぶん、冷気や熱の影響を受けやすい場所です。毎日開け閉めする場所でもあるので、断熱性能だけでなく、ハンドルやカーテンとの位置関係、開閉の重さまで確認して施工します。
![]()
船橋市M様邸|結露と冷気にお悩みだったリビング横の掃き出し窓(施工前)
![]()
船橋市M様邸|掃き出し窓へ内窓インプラスを設置(施工後)
家全体に設置した仕上がりを見たい方は、インプラスを10か所以上に設置した戸建て施工事例も参考にしてください。
内窓リフォームのよくある質問
最後に、現地調査や相談時によく聞かれる内容をまとめます。内窓が必要か迷っている方は、自宅の状況と照らし合わせてみてください。
内窓リフォームに関するよくある質問(FAQ)
Q1. 内窓を1か所だけ付けても意味はありますか?
A. その窓から入る冷気や音を抑える効果は期待できます。ただし、同じ部屋に未施工の窓がある場合は、そちらから熱や音が出入りします。リビングなど長く過ごす部屋は、部屋単位で複数窓をまとめて検討する方が体感につながりやすいです。
Q2. 内窓を付ければ結露はなくなりますか?
A. 室内側の結露は軽減しやすくなりますが、完全にゼロになるとは限りません。室内湿度が高ければ内窓にも結露することがあり、外窓側へ残る場合もあります。内窓をきちんと閉め、換気や除湿も組み合わせることが大切です。
Q3. 内窓はDIYでも補助金を使えますか?
A. 先進的窓リノベ2026事業は、登録事業者が対象製品を施工して申請する仕組みなので、原則としてDIYは補助対象になりません。簡易的なDIY内窓は費用を抑えやすい一方、メーカー製内窓と同じ気密性や断熱性能を得られるとは限らない点にも注意してください。
Q4. マンションでも内窓を付けられますか?
A. 設置できるケースは多いです。ただし、管理規約や管理組合への工事申請、非常用進入口の扱いなどを確認してください。既存サッシが共用部分でも、室内側へ追加する内窓は認められることがありますが、マンションごとのルールが優先です。
Q5. 内窓と外窓交換はどちらがおすすめですか?
A. 外窓を残して短工期・費用を抑えながら断熱したいなら内窓が向いています。一方で、外窓の腐食や開閉不良まで直したい、窓を2回開ける手間をなくしたい場合は外窓交換が向くことがあります。現地の窓状態を見て比較するのがおすすめです。
内窓リフォームのまとめ
内窓は、寒さ・暑さ・結露・騒音といった窓まわりの悩みをまとめて改善しやすく、他の大規模な断熱改修と比べて工期を抑えやすいリフォームです。既存の窓を残せるため、まず住み心地を変えたい方にも取り入れやすい方法だと思います。
一方で、どの窓にも同じ製品を付ければいいわけではありません。方位、窓の大きさ、外窓の状態、必要な奥行き、生活動線、結露や防音などの目的を見ながら、窓ごとに製品とガラスを選ぶことが大切です。補助金を使う場合は、対象製品と施工条件、工事前写真、申請時期まで含めて進めます。
失敗しにくい進め方は、まず窓の悩みと設置条件を現地で確認し、2026年の補助金を使える製品で補助後の実質負担まで比べることです。
e-MADOリフォームでは、千葉県・東京都を中心に、内窓の無料補助金診断と概算見積もりを行っています。
「内窓が必要かまだ決めていない」「何窓やればいいか分からない」という段階でも大丈夫です。まずは窓の写真やお悩みをもとに方向性を確認し、必要であれば現地調査、その内容に納得いただいてから契約という流れで進めています。
お隣さんは100万円もらっているかも?
あなたの家だけ「定価」でリフォームしますか?
正直にお伝えします。
断熱リフォームは、「知っている人だけが得をして、知らない人は損をする」世界です。
国と県、そしてお住まいの地域。
これら3つの制度を賢く組み合わせれば、
自己負担は半額以下で済むケースも珍しくありません。
「計算が面倒くさい」
「自分の区や市町村で何が使えるか調べる時間がない」
「役所のホームページは難しくて読む気がしない」
そんな理由で、みすみす数十万円を捨てるのは
あまりに勿体ないです。
面倒な計算とプランニングは、
すべて「e-MADOリフォーム」に丸投げしてください。
あなたの家がもらえる補助金の「最大額」を
責任を持ってお見積りします。
※診断は完全無料